2018年 11月 18日 (日)

クラウドファンディングで出版を救うか 幻冬舎とCAMPFIRE、共同出資会社を設立

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   出版社の幻冬舎(東京都渋谷区)と、クラウドファンディングサイトを運営するCAMPFIRE(東京都渋谷区)は2017年12月27日、クラウドファンディングを通じた出版事業を手がける共同出資会社「エクソダス」を18年1月末に設立すると発表した。

  • 幻冬舎の見城徹社長(左)とCAMPFIREの家入一真社長
    幻冬舎の見城徹社長(左)とCAMPFIREの家入一真社長

さまざまな人や企業が出版物のアイデアを持ち寄る

   エクソダスが思い描くのは、クラウドファンディングで出版・宣伝費用などを調達するプラットフォーム「クラウドパブリッシングプログラム」だ。

   一般のユーザーからフリーライターなどの個人事業主、出版社や編集プロダクションなど出版を営む企業まで、さまざまな人や企業がここに出版物のアイデアを持ち寄り、CAMPFIREがクラウドファンディングで資金を集め、幻冬舎が培った企画力や編集力、宣伝力を掛け合わせる。

   さらには、書籍出版の利益を支援者に還元する「利益還元型出版」や、仮想通貨を活用した出版ビジネスなども検討する。映像、音楽分野の他メディアとの協業など、さまざまなビジネスのあり方を模索する。

   両社は「『若者の活字離れ』とは、真実なのでしょうか。実際、若者は毎日スマートフォンで文字を追っています。本の情報が的確に届かない、欲しい本があってもすぐ買えない。これはネット時代において大きな変化を創造できなかった既存の出版業界のシステム全体の問題であります」としている。

   資本金の額は未定だ。幻冬舎とCAMPFIREが50%ずつ出資する。幻冬舎の見城徹社長が会長、CAMPFIREの家入一真社長が社長に就任し、東京・渋谷区にオフィスを構える。

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