シリーズ累計1億5000万部のベストセラー絵本「ピーターラビット」のハリウッド実写版が、2018年5月に日本で公開される。先日、同映画の日本人向けの特報が公開された。ところが、これに「違和感」を覚える人が続出している。「アメリカ版と予告が違いすぎる件」「ピーターラビット」シリーズは、イギリスの絵本作家、ビアトリクス・ポター氏によるベストセラー。1902年に刊行された「ピーターラビットのおはなし」(原題は「TheTaleofPeterRabbit」)から100年以上経った今もなお、世界中の人々に読み継がれ愛されている絵本とあって、注目度も高い。今回の映画を紹介する動画は、アメリカが2017年11月に、日本人向けのものが2018年1月17日にそれぞれYouTubeに公開された。この"日本版"が公開された直後から"本家"と様子が随分違うと、ツイッターなどで話題になっているのだ。2018年1月17日、「SonyPicturesJapan」が日本人向けに公開した約30秒の動画では、落ち着いたナレーションで映画が紹介されている。「青いジャケットがトレードマークのうさぎのピーターと、自然を愛する心優しい女性・ビア、都会から引っ越してきた男性・トーマスの楽しくってロマンティックな物語」内容も、原っぱを駆けるピーターの姿や、ビアとトーマスがいい雰囲気で見つめあっている姿が印象的な、ほっこりハートフルな様子だ。見た人からは、「日本版予告編見たけど海外の予告編と雰囲気が全然違うぞ!!?本当に同じ映画なのか!???」「アメリカ版と予告が違いすぎる件」「日本版は予告詐欺になるなぁ」「...何か違う」と、本家のオフィシャルトレーラーから受ける映画の印象と大幅に異なるという声が続いた。本家予告はアクションシーン満載一体何が違うのか――。2017年11月に「SonyPicturesEntertainment」がYouTubeに公開したオフィシャルトレーラーでは、うさぎのピーターがテンション高めにおしゃべりし、いたずらな一面がフィーチャーされ、軽快なアクションシーンも多い。たしかに"日本版"とは明らかにテンションが違う。SNSなどでは、「ヒャッホー!系のうさぎ、とても良い良い好きだよそういうの!」「疾走感さいこうかよ」「海外版の予告の方が見てみたくなる、弾けてて楽しそうw」「むっちゃテンション高い~~!」と興奮する人が続出。ハリウッドならではの演出を期待する声も多く見られる。日本での映画の公開は5月とまだ先。日本向けの予告の続報が待たれる。
記事に戻る