2018年 8月 18日 (土)

藤井聡太、羽生善治、加藤一二三 3人の天才から将棋人気を読み解く

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   最年少記録を更新中の将棋棋士・藤井聡太さんが、2018年2月17日に行われた「第11回朝日杯将棋オープン戦」準決勝で、羽生善治竜王との直接対決に勝ち、決勝でも勝利して優勝、六段に昇格した。現役中学生の棋士として今後の活躍が最も期待されている。今回は、次々とドラマを生み出す将棋という競技、そしてそれに関わる人々にまつわる本を集めてご紹介する。

   J-CASTニュースの書籍サイト「BOOKウォッチhttp://www.j-cast.com/bookwatch/)」でも特集記事を公開中。

藤井聡太の「学び方」はまねできるのか

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   将棋盤を抱きかかえて泣いていた子どもは、中学生でプロ棋士になった。「将棋に関しては、師匠に自由に反論していい」と言う著者・杉本昌隆さんは、いかにして弟子である藤井聡太さんをここまで導いたのか!?「思考力・集中力・忍耐力・想像力・自立心・平常心」...将棋に強くなるために要するこれらはすべて、私たちが人生をより豊かに生きていくうえで必要な学びである。『弟子・藤井聡太の学び方』(著者:杉本昌隆 PHP研究所 1,512円)では、藤井聡太さんの才能、兄弟弟子との交流、杉本昌隆さんの師匠・板谷進さんとの師弟関係から、「真に学ぶこと」とは何かを明らかにする。

   「七割以上を目指すには、自分で考えなければならない」「悔しさが才能を伸ばすエネルギーになる」「対局の機会の少なさが集中力を鍛える」「コンピュータが選ばない勝負手を指す」「学ぶ側には信念、指導者には柔軟性」など。

   「2018年新年の師弟杉本昌隆+藤井聡太」も収録している。

ノーベル賞科学者と史上最強棋士が未来を予言

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   10年後、100年後の世界と日本の未来を、ノーベル賞学者・山中伸弥さんと国民栄誉賞棋士・羽生善治さんという最高の知性を持つ2人が対談。『人間の未来 AIの未来』(著者:山中伸弥、羽生善治 講談社 1,512円)では、iPS細胞や、将棋界と人工知能(AI)という2人の専門分野に加えて「ひらめき」「勘」の正体、世界で通用する人材をつくるにはどうするか、人間は不老不死になれるか、といった、人類の普遍的なテーマについても熱く討論する。

   「iPS細胞の最前線で何が起こっていますか?」「なぜ棋士は人工知能に負けたのでしょうか?」「人間は将来、AIに支配されるでしょうか?」「先端医療がすべての病気に勝つ日は来ますか?」「人間にできるけどAIにできないことは何ですか?」「新しいアイデアはどこから生まれるのでしょうか?」「どうすれば日本は人材大国になれるでしょうか?」「十年後、百年後、この世界はどうなっていると思いますか?」の興味深い全8章。

"ひふみん"だから語れる名人たちの知られざる一面

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   14歳で史上最年少のプロ棋士となって以来60年以上現役を貫く将棋界のレジェンドで、いまやテレビのバラエティー番組でもひっぱりだこの"ひふみん"こと加藤一二三さん。大山康晴さん、羽生善治さんといった歴代全ての「実力制名人」と対戦した生き字引であり、明治から平成の生まれまで、あらゆる世代の棋士と対戦している唯一無二の現役最年長でもある。本書『求道心 誰も語れない将棋天才列伝』(著者:加藤一二三 SBクリエイティブ 864円)では、そんな型破りな天才棋士・加藤さんが、名人400年の歴史から、第一級の猛者たちの奮闘や新進気鋭の若手棋士の勝負勘に至るまでを独特の語り口で綴る。

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