2018年 11月 17日 (土)

東日本大震災から7年の東北3県 被災地の「未来」に焦点当てた写真展

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   2011年3月11日の東日本大震災から間もなく7年。復興庁は被災した東北3県(岩手、宮城、福島)の「未来」に焦点を当てた写真展を開催する。

   初日の3月9日には発表会が行われ、被災3県で活動する4人が登場。東北の「今後」に向けた力強いメッセージが語られた。

  • (左から)中川やえ子さん、大向広子さん、平間至氏、浜田昌良復興副大臣、知花くららさん、亀山貴一さん、加藤絵美さん
    (左から)中川やえ子さん、大向広子さん、平間至氏、浜田昌良復興副大臣、知花くららさん、亀山貴一さん、加藤絵美さん
  • 展示された写真
    展示された写真
  • 展示場の外観
    展示場の外観

被災地にはまだ2つの「風」がある

   写真展「未来をつくりだす力は、東北にある。」は18年3月9日〜11日の3日間、東京駅構内のイベントスペースで行われる。写真は、宮城県塩竈市出身の写真家・平間至氏が撮影。約半年にわたって東北を巡り、その土地ならではの魅力を切り取った。

   発表会には、平間氏と浜田昌良復興副大臣、モデルで女優の知花くららさん、そして東北3県から被写体となった4人が出席した。

   岩手からは、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台になった久慈市の海女2人が参加。震災当時、海はヘドロにまみれ、ウニやワカメなどの海産物が採れなくなるなど存続の危機を迎えた。だが、「100年以上続く文化を後世に残したい」との思いで7年間続けてきた。海女の中川やす子さんは「どんな状況でも前を向いて頑張るという、浜で生きる女の強さを震災で感じた」と話し、これからも「笑顔で頑張っていきます」と前を向いた。

   そのほか、年間1万5000人が訪れるカフェ「cafeはまぐり堂」を震災後に立ち上げた宮城の亀山貴一さん、福島のオリジナル米「天のつぶ」を生産する加藤絵美さんが、それぞれの立場から「未来」を語った。

   浜田復興副大臣は、

「まだまだ被災地においては、2つの『風』、風評と風化に立ち向かっていかないといけない。課題を解決した人もいるが、まだ途上の方もいる。その方々が写真を見て『よし、自分も頑張ろう』と。また、各地の方々にこの笑顔を見てもらい、それぞれの人生の中でもう一度未来を見つめて希望を持って進んでいこう(と思ってもらえれば)」

とメッセージを送った。

   開催日時は、9日が15時30分〜19時、10・11日は10時〜19時。写真は、東京駅八重洲中央口を出てすぐのイベントスペースで展示されている。また復興庁ウェブサイトでも公開中。

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