「仕事も立派な家庭のための『家事』だと思うんだよ」――。ブログサービス「はてなブログ」で2018年3月26日、こんな主張が繰り広げられ、インターネット上で話題を集めている。投稿者は、家庭内の役割分担において「家事」は評価されるものの、「仕事」はないがしろにされるとして不満をあらわにしている。仕事は「見えない家事」論家事の分担をめぐっては、妻側が不公平感を訴える場合が多い。NHKが既婚の男女2800人にアンケートしたところ、夫の47%が「妻の怒り」を感じ、妻の8割以上が夫に「自分の気持ちが理解されていないストレス」を感じていた。この内容は2016年6月7日放送の「クローズアップ現代+」で紹介された。妻がイライラしている理由は、家事・育児などの「不公平感」だった。妻も働いている家庭が大半だが、夫が家事や育児に費やす時間は1日に24分しかない。これは妻の1割にも満たないという。家事で日々忙しい妻と、非協力的な夫。調査からはこうした構図が透けて見えるが、これに疑問を呈したのが先述の投稿だ。「仕事も『家事』に含めるべき」と題されたこの投稿記事では、「電球の交換」「電子レンジの掃除」など、昨今関心を集める「見えない家事」に言及。この最たる例が「仕事」だというのだ。家事を負担量に応じてポイント化した場合、「妻が夕飯の用意(ポイント10)したら、夫が洗濯(ポイント3)皿洗い(ポイント3)子供の寝かしつけ(ポイント4)したら平等みたいな」「そこで聞きたいんだけど仕事から帰ってきた夫の『家事ポイント』は何ポイントになってる?もしかして0ポイントになってない?」と投げかけ、「仕事も立派な家庭のための『家事』だと思うんだよ」「確かにワンオペ育児で自分の時間がとれないだろうけどその裏に朝7時に出勤して夜10時過ぎまで仕事で自分の時間がないパパの存在があること忘れられてない?」と持論を展開した。そもそも夫婦平等の必要なし?投稿は、3月26日夕現在で約480ブックマーク(記事の保存)と反響を呼び、賛否両論寄せられている。投稿者に共感する人からは、「基本的には同じ時間に行っている仕事と家事は等価として見るべきかな」「『見えない家事』をカウントするなら『見えない仕事(行事としての飲み会接待とか)』は認めるべきとは感じる」といった声が寄せられた。一方、「昔ながらの『俺は仕事で金を稼いでいるから家事はしない』を長ったらしく書いただけ」「そもそも平等である必要ない。夫婦で処理できる作業量も質も違う。お互い納得できたらいいんじゃない」と、納得できないとする声も少なくなかった。
記事に戻る