「シンデレラ願望」の強い日本の女子高生 普通体重でも「体型に満足」わずか2割

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   国立青少年教育振興機構は2018年3月30日、日本、中国、韓国、米国の高校生8480人を対象にした調査結果を発表した。

   調査からは、日本の女子高校生の特異な「体型願望」が明らかとなった。

画像はイメージ
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日本の女子高生「肥満」5%だが

   日本の女子高校生は、「普通体重」の割合が71.2%と4か国で最も高かった。肥満の割合は5.0%と、米国の約5分の1、韓国の約3分の1だった。

BMI判定
BMI判定

   しかし、体型に満足していると答えた日本の女子高生は2割にとどまった。標準体形に分類された人でも41.6%は「少し太っている」「太っている」と自己認識しており、米国の6.3%と対照的な数字となった。

(男女別)自分の体型にどのくらい満足しているか
(男女別)自分の体型にどのくらい満足しているか

「日本の国民性が影響」と分析

   これらの結果は、どう分析できるのか。国立青少年教育振興機構の担当者は4月6日、J-CASTトレンドの取材に、

「普通体型の人も自分の体型に自信が持てていません。一種のシンデレラ願望のようなもので、欧米人のモデルや歌手への憧れが現れているものと考えられます。日本では、他国と比較しアイドルが身近な存在となっている点も憧れを抱かせる一要因と推測されます」

とこたえた。

   さらに、日本特有の国民性も少なからず影響しており、

「体の美意識に男子より敏感な女子は、自分の体型を特に気にすることもあり、謙遜意識や周りとの同調志向がより強く現れているのではないか」

と分析する。

   だが、前回調査(2010年)に比べて、体型にコンプレックスを抱く日本の女子高校生は減っている。 BMI(体格指数)の平均値に大きな変化はないものの、体型に満足していると答えた人は、12.4%から23.0%に向上している。

(女子)自分の体型にどのくらい満足しているか/2010年、2017年比較
(女子)自分の体型にどのくらい満足しているか/2010年、2017年比較

   先の担当者は、

「グローバル意識の浸透により、日本の若者も個性を求めるようになったことも追い風となったのではないかと推測します」

   調査は17年9月から11月の期間、各国1500人~3200人を対象に実施された。

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