コミックスの出版を手掛ける秋田書店(東京都千代田区)は、1970年代に「週刊少年チャンピオン」で掲載されていたギャグマンガ「マカロニほうれん荘」の生原画展示会「マカロニほうれん荘展-MACARONIISROCK!-」を2018年5月19日から6月3日まで、東京・中野の商店街「中野ブロードウェイ」で開催する。サブカル取り入れたパロディーのてんこ盛り 「マカロニほうれん荘」は、1977年から79年に「週刊少年チャンピオン」で掲載された鴨川つばめさん原作のギャグ漫画だ。主人公の高校生・沖田総司(おきたそうじ)、40歳の落第生の金藤日陽(きんどうにちよう)、宇宙人の父親と、ミミズの母親との間に生まれた膝方歳三(ひざかたとしぞう)が、ピーマン学園と下宿先である「ほうれん荘」を舞台に様々な騒動を起こす。連載当時の流行歌やCM、特撮、アニメなどのサブカルチャーを盛り込んだパロディー要素たっぷりのギャグが人気を呼んだ。これらのパロディー要素が、2018年1月から3月までテレビアニメが放送された人気漫画「ポプテピピック」と類似していると話題を呼び、再注目された。 展示会では、鴨川さんの原画100枚が展示され、単行本の表紙にも取り上げられた英ロックバンド「クイーン」の楽曲など、鴨川さん選曲のロックミュージックと共に楽しむことができる。 グッズ販売も行われ、沖田総司、金藤日陽、膝方歳三のラバーストラップ(650円、税別)や絵画用キャンパス生地にイラストが印刷された3種類のキャンバスアート(3000円、同)が販売される。 会場は、中野ブロードウェイ2階の「AnimangaZingaro(アニマンガジンガロ)」で、オープン時間は全日12時から19時まで。入場料は無料。
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