パソコン(PC)本体およびマザーボードなどを手がけるエムエスアイコンピュータージャパン(MSI、東京都台東区)は、ゲーミングデスクトップPC「Trident3」シリーズ3機種を2018年5月25日に発売する。VRコンテンツを楽しめる機能いずれもインテルのチップセット「H310」を採用したマザーボードを搭載。ワイヤレスネットワーク機能はIEEE802.11acとBluetooth5対応の「DualBandWirelessAC-9461」に強化。プロセッサー(CPU)はコア数が増強された第8世代インテル「Core」、グラフィックスカード(GPU)はNVIDIA「GeForceGTX10」シリーズを搭載。HDMI出力を前面ポートにバイパスする「VR-Link」を備え、VR(バーチャル・リアリティー=仮想現実)ヘッドマウントディスプレーとの接続が容易なほか、「One-clicktoVR」ソフトウエアによりパフォーマンスを自動的にVRに最適化するなど、VRコンテンツを存分に楽しめるという。CPU・GPUの区画を独立させることで効率的に外気を導入、各プロセッサーの性能を引き出しつつすぐれた冷却性と静音性を両立した「SilentStormCooling」機構を採用。またGPUは動作温度が50度以下の低負荷時にファンの動作を停止する「ZeroFrozr」機能をサポートし、さらなる静音化を図っている。ラインアップと市場想定価格は、CPU「Corei7-8700」、GPU「GeForceGTX1070」搭載、ホワイト筐体の最上位モデル「Trident3Arctic 8RD-064JP」が22万9800円。CPU「Corei7-8700」、GPU「GeForceGTX1060」搭載のブラック筐体「Trident3 8RC-065JP」が18万9800円。CPU「Corei5-8400」、GPU「GeForceGTX1050」搭載のエントリーモデル「Trident3 8RB-074JP」が13万9800円(全て税別)。
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