2024年 4月 24日 (水)

■安田記念 「カス丸の競馬GⅠ大予想」
スワーヴリチャードは勝てるのか?

   カス丸 はーい、ぼくカス丸きゃすう。先週のダービーは三連単285万円。牝馬のウオッカが勝った2007年の215万円を超えてダービー史上最高額だったじぇい。大荒れで、誰も当たらなかったきゃすう。ため息が出るじぇい。

   ガジュマル爺 そうじゃな。こういう時こそ、「大穴狙い」が活躍せんとあかんのじゃが、ウチの「大穴狙い」は1番人気を本命◎にしておったからな。

   カスヨ なに、それ。ひょっとして私のこと? 悪かったわね。でも、終わったことは、もう忘れたわ。さあカス丸、今週は6週連続GI最後のレース、安田記念(2018年6月3日、東京競馬場、芝1600メートル)よ。

牝馬は実績的に厳しいが...

   カス丸 今週も大荒れになりそうきゃすう?

   カスヨ こっちはダービーと違って、もともと荒れるレースなのよ。こういう時こそ私に任せなさい。

   カス丸 カスヨ姉さんの◎本命はサングレーザーだよ。大丈夫?

   カスヨ なによ、その不信の目は。やんなっちゃうわね、大丈夫に決まってるでしょ。上がり馬よ。4月にあった前走のマイラーズカップ(京都)で優勝。昨年4月から14~1600メートルで優勝5回、2着1回、3着2回と抜群の安定感よ。雨が降っても平気だし、時計が速くなっても上がり(最後の600メートル)33秒台の脚が使えるわよ。それにダービージョッキーになったばかりの福永クンが鞍上だから心強いわよ。 そして○対抗はレッドファルクス。昨年3着よ。7歳だけど、このレースはリピーターが多いし、7歳馬も結構、3着内には来るのよね。トシはおめしになりましたが、最後の末脚はトップクラスよ。

   ガジュマル爺 穴らしいといえば穴らしい予想じゃが、まあムリじゃな。東京競馬場は左回り。サングレーザーは久しぶりじゃろ。それにマイラーズカップを勝った馬は、安田記念では苦戦しとるのを知らんのか? ワシは同じ4歳でも牝馬のリスグラシューが本命じゃ。先月のGI、ヴィクトリアマイル(東京・芝1600メートル)は2着、2月の同舞台での東京新聞杯では牡馬を蹴散らして優勝じゃ。マイルでの戦績が安定しとるわい。対抗は同じ矢作厩舎のリアルスティールじゃ。東京のマイルは何回も言うように、マイルより長いところに強い馬が有利じゃ。リアルは昨年10月に東京を2回走っておる。毎日王冠(GII、1800メートル)は勝っておるし、秋の天皇賞(GI、2000メートル)でも4着じゃった。

   カスヨ なにを寝ぼけたことを言ってるの、爺。安田記念で牝馬が3着内に来たのは、09年にウオッカが勝って以来、1頭もいないのよ。まさか、あのダービーを勝った歴史的名牝ウオッカとリスグラシューが同じレベルだなんて思ってないでしょうね。分かってるの? それにリスグラシューは今年もう4戦目よ。いい加減、疲れてきてるわ。あと斤量が56キロというのは初めてじゃない? おまけに体重が450キロ台しかないわ。たぶん、メンバー中で一番軽いわ。このレースは480キロ以上ないとまず勝てないの。ウオッカだって480キロはあったわ。これだけマイナス材料があるのに勝てるの? それとリアルスティールは、マイルはたった一度しか走ってないわ。それが2年前のこのレースよ。しかも、今回と同じドバイターフ(GI)の次。つまり海外帰りでの初レース。11着の惨敗だったわ。しかも前回はドバイでは優勝だったのに、今回は3着。力が落ちてんじゃないの? とてもムリよ、ムリ。

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