パナソニックは、4K有機ELテレビ「4K有機ELビエラ」から、「FZ1000」「FZ950」シリーズ4機種を2018年6月8日に発売する。いずれも、自発光方式の有機ELテレビの高画質をさらに進化させたというフラッグシップモデル。明るいシーンでの色や階調表現を大幅に向上高画質テクノロジー「ヘキサクロマドライブプラス」の心臓部・3次元カラーマネジメント回路は、シーンの明るさに応じて動的に補正量を変化させる「ダイナミック3D-LUT(ルックアップテーブル)」へと進化。有機ELが得意とする暗いシーンでの表現力に加え、明るいシーンでの色や階調表現を大幅に向上したという。周囲の光の反射の影響を抑え、黒の締まりを良くする「ブラックフィルター」を搭載する。UltraHDブルーレイの標準規格「HDR10」に加え、新4K8K衛星放送で採用予定だという「HLG」にも対応。ハリウッドの映画会社を中心に設立された「UHDアライアンス」が定めた「UltraHDPremium」認証を取得し、編集スタジオクオリティーの映像をリビングで楽しめるという。「FZ1000」シリーズはハイファイオーディオ「テクニクス」開発チームと新設計したスピーカーシステムを装備し、迫力ある低音と音のクリア感が大幅にアップしたという。「FZ950」シリーズはミニマルなデザインと音の透明感を両立した「ダイナミックサウンドシステム」を装備する。マイク一体型リモコンが付属し、インターネット動画や録画番組の検索を音声で操作できる。別売のUSBハードディスクを接続すれば、番組を視聴しながら2つの裏番組を録画可能な「W裏録画」、録画番組をスマートフォン(スマホ)・タブレットで視聴できる「外からどこでもスマホで視聴」に対応する。「FZ1000」「FZ950」いずれも65V、55V型を用意する。このほか、65V型4K液晶テレビ「4KビエラTH-65FX780」も同時発売する。いずれも価格はオープン。
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