パナソニックは「歯と口の健康週間」(6月4~10日)に合わせ、2018年6月4日から口腔ケアの重要性を訴えるキャンペーン「FLORALPLATEPROJECT」を開始した。同キャンペーンでは、歯磨きで大切な「FBI」の提案、および口腔ケアの啓蒙動画「FLORALPLATE」を制作した。「スキマ」「ミゾ」は要注意「FBI」とは、歯間ケア(フロッシング)、歯の表面ケア(ブラッシング)、歯と歯ぐきの境目の溝を指す歯周ポケットのケア(イリゲーション)の頭文字をとった造語。普段の歯磨きでは「F」「I」がおろそかにされがちだとして、デンタルフロスや歯間ブラシの併用を勧めている。実際、厚生労働省が健康づくりの目標を定めた「健康日本21」では、「通常使用する歯ブラシでは歯と歯の間の部分の歯垢(デンタル・プラーク)を完全に落とすことができないため、この部分から歯肉の炎症が生じるケースが多い」ため、40~50歳における歯間清掃器具の使用割合を50%以上に引き上げる方針を打ち出している。動画はショッキング....ユーチューブに公開された啓蒙動画「FLORALPLATE」は、「その美しさに、あなたはきっと騙される!」と銘打たれているが、実はショッキングな内容だ。食後の口の中を汚れた皿で表現し、歯ブラシでゴシゴシと磨いていく。だが、溝に挟まった汚れは全く落ちておらず、「F」「I」の大切さを伝えている。口腔内に残る食べカスと、歯ブラシのみでは落ちない歯の隙間や歯周ポケットの汚れ――。動画で「体験」してみてはどうだろう。
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