2024年 4月 20日 (土)

安田大サーカスHIRO「プロレスデビュー」 緊急入院、40キロ減量、そしてリングへ

「左脳室内出血」で九死に一生、今度は「変形性腰椎症」の診断

   HIROさんは2017年6月、左脳室内出血で緊急入院した。「一時は命を取り留める確率は20%と言われた」という。約1か月入院し、退院後も和歌山の実家でおよそ半年にわたる療養生活を送っていた。本人が出演した18年1月放送の「名医のTHE太鼓判!」(TBS)で、当時の担当医は「当時は血圧、糖尿、コレステロールがとても高く、動脈硬化が原因の脳出血」と説明した。もし、もっと出血が多ければ、体の半分が麻痺したり、言語障害などの後遺症が残っていた可能性もあるという。

   HIROさんは「生きてるってことを皆さんに感謝せなあかんなと思って」と、病気を機に生活改善を決意。17年6月には135キロあった体重が、18年1月では93キロになり、42キロの減量に成功した。HIROさんの体は脂肪を急激になくしたためか、皮が余っている状態だ。療養中はウォーキングなどの運動は欠かさず、「10キロ歩くこともできる」という。17年12月には安田大サーカスの活動を再開した。

   活動再開後も摂生は続けているようで、HIROさんは「塩分を摂らないようにしています。1食に2グラム(の塩分)とか」と話す。番組ではホテルに宿泊しても自炊をし、ニラ、ピーマン、赤身豚などを使った「HIRO特製丼」(350キロカロリー)を作った。

   生活改善により腰と肩の痛みはなくなったというHIROさんだが、番組では「変形性腰椎症」と診断された。骨と骨の間のクッションの役割を果たす椎間板が、加齢や肥満により押しつぶされる症状だ。医師によれば、いつ痺れや足の痛み、腰の痛みが出てもおかしくないという。

   こうした中で決意した「プロレス参戦」。HIROさんは症状を克服できるか。

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