2018年大会で100回を迎える夏の全国高校野球選手権が8月5日、開幕した。出場は史上最多の56校。2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(北大阪)や、夏連覇がかかる花咲徳栄(北埼玉)など、見どころが豊富だ。高校野球に絡んで、もはや定番ともいえる話題が今年も盛り上がっている。それは、どのテレビ局で試合中継を見るか――。名物アナ擁するNHKネットの掲示板「5ちゃんねる」で8月5日、「高校野球をNHKで見る派かBS朝日で見る派か」という投稿が上がった。高校野球をテレビで視聴する際の「双璧」をなす2局だが、それぞれどんな特徴があるのか。寄せられた意見を総合すると、概ね以下が挙げられる。こうした特徴をもとに判断しているようだ。■NHK<長所>・学校や地域の紹介が充実・名物アナウンサー、小野塚康之氏の存在・イニング間のアルプス席の様子がわかる<短所>・ニュースで中断がある・総合⇔Eテレへのチャンネル切り替えが面倒・受信料■BS朝日<長所>・選手の紹介が充実・配球チャートが便利・チームや選手のデータが豊富<短所>・CMがある・CM前に毎回流れるテーマ曲が、うっとうしい(ファンにとっては長所)・実況が声を張り上げるなどバラエティー色が強い福山雅治と嵐の「対決」も注目ただ、局を固定せず、「小野塚さんならNHKそれ以外なら朝日や」「普段NHK派なんやけど、馬淵監督が解説しとると聞いてBS朝日に切り替えました」と、解説や実況者によって決める人も少なくない。また、今年はNHKが初となるテーマソングを制作したことで、「曲」も判断材料の一つになった。NHKは福山雅治さんによる『甲子園』を、BS朝日(朝日放送)は嵐の『夏疾風(なつはやて)』を起用しており、「今年はNHKで見ずBS朝日!CMごとに夏疾風流れる?」「甲子園のテーマ曲は朝日の嵐よりNHKの福山雅治」といった声もある。
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