2024年 4月 19日 (金)

■スプリンターズ・ステークス  「カス丸の競馬GⅠ大予想」
混戦の電撃、ファインニードル春秋連覇なるか

   カス丸 はーい、ぼくカス丸きゃすう。久しぶりだじぇい。待ちに待った秋のGIが始まるよ。ぼくらイヌ族は人間さまと違って、馬の言葉が分かるから馬の気持ちも分かるじぇい。今年の秋は連戦連勝、当てるじぇい。

   カスヨ カス丸、あいかわらず元気だけはあるわねえ。でも、秋の第1戦、スプリンターズ・ステークス(2018年9月30日、中山競馬場、芝1200メートル)は混戦よ。かつてロードカナロアなんかがいた時のように、絶対王者がいないからね。戦国時代。しかも今年は台風直撃よ。レースができるのかしらね、なんだか波乱ムードだわ。

ファインニードルの弱点

   ガジュマル爺 カスヨがそんな困惑ムードだとは意外じゃ。大穴狙いにはぴったしの条件のはずじゃがのお。まあ、余計なことを考えずに始めるか。戦国時代といっても強い奴はそんなに多くない。ワシの本命◎はナックビーナスじゃ。前走のキーンランド(GIII)を圧勝。中山競馬場が得意。騎手は世界のモレイラ。三拍子そろってしまったわけじゃ。だれも逆らえんじゃろ。対抗○はちょっとばかし穴っぽいがムーンクエイク。まずはルメール騎手が手綱を取り続けるわけじゃから心強い。それとこのレースは1200メートルじゃが、最後に坂があったりするから1400メートルに強い方がいいんじゃ。あとは差し馬が強いレースじゃが、差しにかけては1番じゃろ。これも三拍子そろっとる。これほど勝つ条件がぴったしきとるレースはなかなかないのう。もう2頭で決まりじゃわい。

   カスヨ 三拍子そろえばいいわけね。歳のわりに単純ね。ナックビーナスは今度は55キロ背負うのよ。55キロで勝ったことないでしょ。54キロどまりなのよ。ムーンクエイクが差し1番ってどこのデータ?上がり3ハロン(ゴールまでの最後の600メートル)の速さだけならアレスバローズやレッドファルクスが上じゃないの。

   カス丸 カスヨさんの本命は、レッツゴードンキだよ。どうして?

   カスヨ 迷ったわね。でも安定度でいくとこの馬なのよね。1200メートルのGIで3回連続2着なんだから。休み明けのキーンランドは5着だったけど、ひと叩きした今回はピークだわね。騎手の乗り替わりもない方がいいレースで、ここしばらくずっと岩田騎手だし。対抗はセイウンコウセイ。しばらく低迷してたんだけど、前走の函館スプリントステークス(GIII)で勝利。昨年3月の高松宮記念(GI)以来、強いセイウンが戻ってきたわね。前走もチークピーシズ(頬に付けて視界を狭める馬具)をつけ、今回もつけるというし、いけるわよ。

   カス丸 1番人気といわれてるファインニードルが出てこないじぇい。なんで?

   ガジュマル爺 ワシは押さえ△じゃな。前走のセントウル(GII)が目いっぱいの仕上げ。昨年はこのレースでぼろ負け。それと中山競馬場との相性が?だからじゃ。この3つの理由じゃな。

   カスヨ なんだか今日は3つばっかしね。爺、ホントに大丈夫?夏競馬で大損しておかしくなった?

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