スマートフォン(スマホ)向けゲームに「不具合」はつきものだ。同時利用者の急増によるサーバーダウンやシステムトラブルによる動作不良など、ユーザーはある程度覚悟の上で利用する必要がある。だが、前代未聞ともいえる予期できない不具合が人気スマホゲームで起きた。ファンタジーRPGゲーム「Sdorica(スドリカ)」で突如「サービス終了」と表示されてしまったのだ。「驚かせてしまい、大変申し訳ございません」「起動したら。。。。え!!?」「ま っ て ?」――。ツイッターで2018年9月26日、「Sdorica」のハッシュタグとともに多数の悲鳴が上がった。それもそのはず。Sdoricaを開くと、一部のユーザーに「サービス終了」の案内が表示されるのだ。それ以外の説明もなく、利用者の間では不安が広がった。特に課金するほど熱心に遊んでいるユーザーには衝撃だったようで、「3000円くらいしかつっこんでないけど、これはもう課金とか控えちゃうよねぇ...」と意気消沈の様子。ゲームの公式ツイッターは同日、先の表示は「不具合」であると発表した。この日はゲームのアップデートが実施され、「古いサーバーから新しいサーバーへ切り替える際に、古い方のサーバーから出てしまったメッセージです」と説明。つまり、アップデート前の旧バージョンで利用しているユーザーにのみ「サービス終了」と表示されてしまったという。公式ツイッターは、「驚かせてしまい、大変申し訳ございません」とお詫びした上で、「Sdoricaはサービス終了の予定はございません!!!!面白いゲームを作りたいという気持ちを大切にこれからも頑張ります!」とも書き込み、サービス終了の予定はないと念押しした。ユーザーの不安は消えず?運営からの「釈明」を受け、利用者からは、「がんばれー!!応援してるぞーー!!」「頑張れ!Sdorica運営!」などと励ましが相次いで寄せられた一方、「不穏すぎて泣きそう」「不安を抱えながらプレイする恐ろしいゲーム」など複雑な心境も吐露されている。
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