2018年 12月 12日 (水)

年代で分かれるパワハラと体罰の意識 若者より中年が「寛容」な傾向

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   昨今、相撲やアメフト、レスリング、体操など、スポーツ界の「パワハラ問題」が取り沙汰されている。

   学校の部活動でも、こうしたパワハラは蔓延しているのか。インターネットメディア開発事業を営む「ホワイトボックス」(本社・福岡)が発表した「学生時代の部活動の実態」に関する調査結果が興味深い。

  • 「体罰」から「パワハラ」の時代に…
    「体罰」から「パワハラ」の時代に…
  • 「部活でパワハラはあったか」
    「部活でパワハラはあったか」
  • 「部活で体罰はあったか」
    「部活で体罰はあったか」
  • 「部活中に受けた体罰やパワハラが今の自分にプラスになっているか」
    「部活中に受けた体罰やパワハラが今の自分にプラスになっているか」
  • 「部活中の自分の子どもに軽い体罰であれば必要な場合もあると認めるか」
    「部活中の自分の子どもに軽い体罰であれば必要な場合もあると認めるか」

20代は「パワハラ」、50代は「体罰」経験多い

   調査の対象は、20歳~59歳の男女100人(男35人、女65人)。年代別の内訳は、20代(27人)、30代(29人)、40代(31人)、50代(13人)となっている。2018年9月6日にネットを通してアンケートを実施した。

   「部活でパワハラはあったか」という問いに対して、「あった」と回答した割合が最も多かったのは「20代」(41%)だった。「30代」(34%)、「40代」(26%)、「50代」(15%)と、「あった」と回答した割合は年代が上がるごとに少なくなっていく。

   一方で、「部活に体罰はあったか」という質問に、「あった」と答えた割合が最も多かったのは、「50代」(46%)だ。パワハラとは反対に、「40代」(35%)、「30代」(34%)、「20代」(19%)と、年代が下がるごとに「あった」と回答した割合は減っていく。

「パラハラがプラス」20代はゼロ、50代は15%

   パワハラや体罰を受けた経験は、人生にどう影響しているのだろうか。

   「部活中に受けた体罰やパワハラが今の自分にプラスになっているか」を聞くと、最多回答は全世代共通で「影響はない」だった。「20代」(67%)、「30代」(69%)、「40代」(68%)、「50代」(62%)とおおむね同様の結果となった。

   年代別で差が出たのは「マイナスにしかなっていない」の回答者の割合だ。「20代」(33%)、「30代」(28%)、「40代」(19%)、「50代」(23%)と、若い世代に多い。一方で、「プラスになっている」と回答した割合は、「20代」(0%)、「30代」(3%)、「40代」(13%)、「50代」(15%)と、年を追うごとに増えている。

   「我が子」に対する体罰への意識も、年代によって変わる。部活をしている自分の子どもに「軽い体罰があれば必要な場合もあると認めるか」を聞くと、「必要な場合もある」と回答した割合が最も多かったのは「50代」(46%)だった。以降、「40代」(45%)、「30代」(28%)、「20代」(15%)と、年代が下がるごとに「必要な場合もある」と回答した割合は減っていく。

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