ハンバーガーチェーン「モスバーガー」を展開する「モスフードサービス」(東京都品川区)は2018年10月12日、韓国で起きた「炎上騒動」について「ご不快な思いをさせてしまいましたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。韓国のモスバーガーで「安心してお召し上がりください。モスバーガーコリアは日本産の食材を使用しておりません」と書かれたトレーマットを使用し、日本国内で批判が殺到していた。「ご不快な思いをさせてしまいました」モスフードサービスが公式サイトに掲載した謝罪文によると、トレーマットは18年4月から9月中旬まで、韓国のモスバーガー13店舗で使われていた。J-CASTトレンドの取材に応じた同社の担当者によれば、トレーマットは現地法人が作成した。トレーマットをめぐっては日本国内で問題となり、ツイッターで「モスバーガー最低だな」「何故に韓国では、あのような表記をされるのですか?」などと批判や理由を求める声が相次ぐ事態に。中には、「韓国モスの問題でもう二度と行かない」と不買宣言をするユーザーも少なくなかった。前出の担当者は、日本で騒動となったタイミングで日本法人はマットの存在を把握した、と説明する。誤った情報が韓国国内で流布作成の経緯については、「2018年2月以降、韓国のモスバーガー店舗で、輸入規制がかかっているはずの日本食材を使用しているなどの誤った情報が韓国国内で流れ、SNSを中心にご批判をいただく事態となりました」と発表文で説明し、沈静化を図るべく先のマットを作ったという。韓国では2011年3月に起きた東京電力福島第一原発での事故を受け、13年9月から日本産の水産物の輸入を規制し続けている。「(今後は)販促物など外に出すものに関しては我々側でもチェックする」(担当者)
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