2018年 11月 18日 (日)

安田純平さん「英雄視」するのはおかしい  フィフィがマスコミに「すごく無責任」

印刷

   エジプト出身のタレント・フィフィさん(44)が2018年10月29日、情報番組「バイキング」(フジテレビ系)に出演し、シリアで解放されたジャーナリストの安田純平さん(44)をめぐる報道について「彼を持ち上げてもいけない」と持論を述べた。

  • フィフィさんのツイッターより
    フィフィさんのツイッターより

「これに続け」という人が出てしまったら...

   番組では、安田さんの解放についてインターネット上で賛否を呼んでいると紹介。擁護する意見として、登山家・野口健さん(45)が10月26日にツイートした「安田さんへの過剰な又は感情的なバッシングはこれからの報道姿勢を抑圧してしまう」「使命感あふれるジャーナリストや報道カメラマンの存在は社会にとって極めて重要」などを取り上げた。

   フィフィさんは逆の立場を取っており、「感情的になって持ち上げる、賞賛するのもよくない」と反論。「マスコミが最初に流してきたときにまるで英雄視するかのように、賞賛するかのように、何か大きなことを成し遂げたかのような歓迎の仕方をしてしまった。これはすごく無責任だと思った」と説明した。

   理由を、「こういうことをしてしまうと、『これに倣え』『これに続け』と無謀に(紛争地域に)行ってしまう人が出てきてしまってもおかしくない」として、「そういう時にマスコミの責任って大きい」と報道姿勢に苦言を呈した。

   日本新聞労働組合連合は10月25日、「安田純平さんの帰国を喜び合える社会を目指して」とする声明を公式サイトで発表。「『反日』や『自己責任』という言葉が浴びせられている状況を見過ごすことができません」と訴えた。そして、「安田さんは困難な取材を積み重ねることによって、日本社会や国際社会に一つの判断材料を提供してきた」「今回の安田さんの解放には、民主主義社会の基盤となる『知る権利』を大切にするという価値が詰まっている」としていた。

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中