2019年 12月 6日 (金)

「ハロウィンは中止になりました」 キングジムのツイートは誰のために?

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   「ハロウィン」が目前に迫った2018年10月30日。この時期限定のアイテム販売やイベント告知などさまざまな話題がインターネット上をにぎわすなか、文具や電子文具を手がけるキングジム(東京都千代田区)は公式ツイッターを更新し、「必要な方はご自由にどうぞ」という一文と共に、カボチャの切り身画像を背景に白字で大きく、こう書かれた画像を「提供」した。

「ハロウィンは中止になりました」
  • 2018年10月30日のツイッター
    2018年10月30日のツイッター
  • 2017年10月25日のツイッター(クリスマス)
    2017年10月25日のツイッター(クリスマス)
  • 2017年10月25日のツイッター(ハロウィン)
    2017年10月25日のツイッター(ハロウィン)

今回が初めてではなかった

   リプライ欄(返信)には「ありがとうございます!」、「最高」といった歓迎の声が寄せられているが、ハロウィン前日になって、なぜ中止を知らせるための画像を投稿したのか。J-CASTトレンドがキングジム社に電話取材を行うと、広報室は理由をこう答えた。

「ハロウィンやクリスマスなどのイベントを楽しめればそれに越したことはないですが、そうではない方の立場や気持ちにも寄り添いたいと思い、ハロウィンに参加したくてもできない方や、イベントに参加する必要性を感じていない方に向けて投稿しました」

   昨今のハロウィンイベントの過熱ぶりを受け、あえてハロウィンと接点を持たない人に目を向けているという。

   実は同社が「ハロウィンは中止になりました」という画像を投稿するのは、今回が初めてではない。前出の担当者は、昨年の出来事にさかのぼって以下のように語った。

「2017年10月25日に『クリスマスは中止になりました』という画像をツイッターで投稿した際に『ハロウィンも中止にしてください』というリクエストがありました」

   17年10月25日付のツイートを見ると、確かに18年10月30日に投稿されたものと同じ「ハロウィンは中止になりました」という画像が投稿されている。

「カボチャ」と言えば、日本ではハロウィンよりも...

   画像のデザインについても聞いた。使われているのは、冬至で食べる煮物としておなじみの、皮が黒緑色の日本カボチャだ。

   カボチャを見るとハロウィンより冬至が頭に浮かぶ...と感じたツイッターユーザーは多いようで「一足先に冬至って事ですね」、「時代は冬至」といったリプライが見られる。このことについて前出の担当者は、

「画像では冬至の煮物としておなじみの食用カボチャを使っています。ハロウィンといえば、食用ではないカボチャで作るランタンのイメージが強いですが、冬至を彷彿とさせるカボチャを使うことでハロウィンイベントと接点を持たない人にも親しみを感じていただければ」

と話した。

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