2018年 12月 14日 (金)

「Yahoo!検索大賞2018」で想定外の事態 激レア「2年連続」受賞が5部門も

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   前年と比較して検索数が急上昇した人物、作品、製品などのトップを表彰する「Yahoo!検索大賞2018」。今年は異例の5部門で"2年連続"受賞があった。

   ヤフー側ですら、「現実的にはほぼ起こらないのではないか」と考えていた驚きの現象。何があったのだろう。

  • 2年連続で「Yahoo!検索大賞2018」を授賞したのは…
    2年連続で「Yahoo!検索大賞2018」を授賞したのは…
  • お取り寄せ部門賞受賞「ルタオ チーズケーキ」
    お取り寄せ部門賞受賞「ルタオ チーズケーキ」
  • 食品部門賞受賞「乃が美 『生』食パン」
    食品部門賞受賞「乃が美 『生』食パン」
  • コスメ部門賞受賞「オペラ リップティント」
    コスメ部門賞受賞「オペラ リップティント」
  • 小説部門賞受賞「夫のちんぽが入らない」
    小説部門賞受賞「夫のちんぽが入らない」
  • 急上昇の定義
    急上昇の定義

昨年ブレイクも、今年はさらにジャンプアップ

   Yahoo!検索大賞2018では、プロダクトカテゴリー・お取り寄せ部門賞で「ルタオ チーズケーキ」、食品部門賞で「乃が美 『生』食パン」、コスメ部門賞で「オペラ リップティント」、カルチャーカテゴリー・小説部門賞で「夫のちんぽが入らない」、パーソンカテゴリー・ミュージシャン部門賞で「安室奈美恵」さんが、いずれも2年連続で受賞した。

   プレゼンターを務めた、ヤフー常務執行役員・メディアグループ長の宮澤弦氏は2018年12月5日の発表会で、「毎年新しい顔ぶれが登場するわけですけれども、今年はわれわれも非常に驚きました」と、2年連続受賞の多さが意外だったようだ。さらに、こう続けた。

「(検索大賞は)前年からのジャンプアップ度合いで受賞を決めていくので、2年連続というのは現実的にはほぼ起こらないのではないかと想定していたのですが、今年は2年連続で検索が増え続けるということが複数部門で起こりました」

   Yahoo!検索大賞2018では、「2018年(1月1日~11月1日)の1日あたりの平均検索回数」から「2017年の1日あたりの平均検索回数」を引いた数値を「2018年の急上昇度」として、選考の基準としている。つまり、昨年に人気・検索が増えたものは、今年はそれを上回る人気・検索がなければ「急上昇度」の数値を上げることができず、2年連続でトップを取るのは難しいというわけだ。

メディアが取り上げて検索数上昇

   ヤフーの発表をもとに、部門ごとの受賞理由を見てみよう。

   お取り寄せ部門賞を受賞したルタオのチーズケーキは、看板商品「ドゥーブル フロマージュ」の取り寄せ後の解凍方法や再現レシピなどが、2017年に引き続きインターネット上で多く調べられた。また、テレビなどで取り上げられたことも検索数上昇につながった。

   食品部門賞を受賞した乃が美の食パンは、「焼かなくてもおいしく食べられる『生』食パン」として、2017年に続き各メディアが取り上げた。また今年は全国に新店舗を次々とオープンして、各エリアの店舗情報を中心に検索数が増えた。11月15日に東京に初上陸し、秋田県を除く46都道府県での常設店出店となった。

   コスメ部門賞を受賞したオペラ リップティントは、2017年に"花嫁リップ"と呼ばれる人気カラー「コーラルピンク」を中心とした人気で受賞。今年もその人気は衰えず、2018年は季節ごとに限定色(6色)を発売すると、売り切れが続出した。化粧品クチコミサイト「@cosme」でも、「ベストコスメアワード」総合大賞を2017年から2年連続で受賞している。2016年10月からの2年間でメーカー出荷数500万本を突破した。

「夫の~」はコミカライズ化、実写化

   小説部門賞を受賞した「夫のちんぽが入らない」は2014年に主婦のこだまさんが同人誌に掲載・販売したエッセイで、2017年に扶桑社が書籍化した。インパクトの強いタイトルと、夫との性生活の悩みを赤裸々に綴った内容が反響を呼んだ。今年5月にゴトウユキコさんによるコミカライズ連載が「ヤングマガジン」(講談社)で開始、9月には同社がコミカライズの単行本1巻と原作小説の文庫を発売した。2019年には「ネットフリックス」ほかでのドラマ配信も控える。

   人物では唯一2年連続の受賞(ミュージシャン部門)となった安室奈美恵さんは、ヤフー側の説明はないが、2017年9月に芸能界引退を電撃発表し、話題となった。2018年は全国5大ドームツアー17公演とアジアツアー6公演を回り、約80万人を動員した。宣言どおり9月27日に引退したのは記憶に新しい。平成を代表する歌姫の引退は、今年も多くのメディアが取り上げた。

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