ノートパソコン(PC)およびモバイル機器などを手がけるVAIO(長野県安曇野市)は、ノートPC「VAIOS15」を2019年4月19日に発売する。4Kディスプレー、UHDBD対応の光学ドライブなど搭載同社の創業以来初だという5年半ぶりのフルモデルチェンジ。メインストリームの「SLine」と統一されたデザインを採用した。15.6型アンチグレア4K(3840×2160ドット)液晶ディスプレーを搭載。ディスプレーを開くとキーボードが持ち上がり、タイピングしやすい角度が付く「チルトアップヒンジ構造」を備えた、テンキー付きのフルキーピッチ・フルサイズキーボードを装備する。キーボード周りからパームレストまでを凹凸のないアルミニウム製の一枚板で構成することで美しさと剛性感を両立するとともに、心地よいキー入力を実現したという。そのほか個人向けモデルの主な仕様は、OSが「Windows10Home」(64bit)をプレインストール。CPU(プロセッサー)はインテル「Corei7-8750H」、メモリーは8GB、内蔵ストレージは128GBSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)と1TBHDD(ハード・ディスク・ドライブ)のデュアルドライブ構成。UltraHDブルーレイ対応のブルーレイディスクドライブ、SD/SDHC/SDXCメモリーカードスロットを備える。インターフェイスはギガビット有線LAN、USB3.0×3(うち1つは給電機能付き)、Thunderbolt3対応のUSBType-C×1、HDMI、ミニD-sub15ピンなど。IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth4.1をサポート。約3.0時間の充電で約4.8時間の駆動が可能なリチウムイオンバッテリーを装備。カラーはシルバー、ブラックの2色。市場想定価格は22万9800円~(税別)。また、OSやCPU、メモリー/ストレージ容量などが選択できる「カスタマイズモデル」も用意する。
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