2019年 11月 16日 (土)

「令和」の見せ方と読み方 鴻上尚史さんは政府の発表にモヤモヤを募らせ

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語頭アクセントが優勢に

 

   日本人全般というより、日本の政治家は概して演説も座談も下手くそだ。NHKの国会中継を10分も見ていれば分かるが、攻めるも守るも、たどたどしい。とりわけ守備側、安倍首相や閣僚の多くは、官僚が作った答弁書を読み上げることが多い。

 

   「令和」の発表会見も、数十年に一度のことだから緊張するのは当然だけど、官房長官にいつもの余裕はなかった。イッパイだった。鴻上さんが指南するような、受け手の視聴覚を意識した演出はしょせん無理だったのではないか。

 

   他方、発声時のアクセントはNHKが統一したことで、どうやら「語頭」が定着しつつある。「明治」「神戸」「カメラ」の要領で1音目を高めに発するパターンである。

 

   ふだん西暦を使う私の場合、日常生活で「れいわ」と発声する機会は多くないかもしれない。それこそ「どうぞご自由に」というのが正直なところではある。

冨永 格

冨永格(とみなが・ただし)
コラムニスト。1956年、静岡生まれ。朝日新聞で経済部デスク、ブリュッセル支局長、パリ支局長などを歴任、2007年から6年間「天声人語」を担当した。欧州駐在の特別編集委員を経て退職。朝日カルチャーセンター「文章教室」の監修講師を務める。趣味は料理と街歩き、スポーツカーの運転。6速MTのやんちゃロータス乗り。

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