「大型連休明けなのでメールが山のように溜まってました」、「午前中はメールチェックだけで終わってしまった」――。10連休が明けた2019年5月7日、久々に会社に出勤したと思しき人たちは、ツイッターでこうぼやいた。だが、多くの人を悩ませているのは単にメールの数だけではないようだ。J-CASTトレンド記者が検索キーワード「メール」でツイッターを確認したところ、「迷惑メール」「詐欺メール」に関する不満ツイートも複数見られた。疑わしいメールのリンクや添付ファイルを開かない「メールチェック723件迷惑メール1923#GW明け」「しばらく詐欺メールが来てなかったんだけど、GW開けたらまたぽつぽつと」実際のツイートはこの通りだ。どのような内容の迷惑メール・詐欺メールが届いているのか、送信元に言及しているユーザーもいた。記者が5月7日に投稿されたツイートを調べたところ、特に多く挙がっているのはショッピングサイト「amazon(アマゾン)」や「Apple」の名をかたるメールだ。「Appleからメールがきてアカウント停止しますってメールがきた! Appleの製品、一個も持ってないんですけど、もちろんアカウントなんてありませ~ん」「AppleIDパスワードリセットされました なんて言う、怪しい怪しいメール着信が、早朝に2通もあり、寝ぼけ眼でうっかり危うく開くところだった」「Amazonプライムの支払いクレジットカードを更新してねというメールが来た」上記のように「Amazonの名をかたる迷惑メールが届いた」という趣旨の投稿には、Amazonのツイッター公式ヘルプアカウント「AmazonHelp」が反応し、リプライ(返信)で注意喚起と、Amazonのウェブサイト内にあるページ「Amazon.co.jpからの連絡かどうかの識別について」に誘導するケースがあるようだ。同ページでは、詐欺の疑いがあるメールを受け取った場合、「本文に記載されているリンクや添付ファイルを開かない」ことを推奨している。開いてしまった場合はパスワードを変更したり、クレジットカード会社に連絡したりといった措置を取り、「コンピューターを保護する」ことが必要だという。
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