2024年 4月 24日 (水)

■ヴィクトリアマイル「カス丸の競馬GⅠ大予想」
混戦を断ち切るのはこの馬だ

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   カス丸 はーい、ぼくカス丸きゃすう。春のGIは、東京競馬場でのGI5連戦が始まったばかりだじぇい。先週のNHKマイルは、本命◎アドマイヤマーズが勝ったきゃすう。今週も同じ舞台で、ヴィクトリアマイル(2019年5月12日、東京競馬場、芝1600メートル)があるじぇい。また、当てるきゃすう。

   カスヨ カス丸も久しぶりね、当たったのは。今週も頑張ってよ。でも、今年のヴィクトリアマイルは混戦ね。順当ならラッキーライラックがGII・阪神牝馬ステークスを勝ち上がって、ここでも断然人気になるはずだったけど、騎手が「かわいそうなレースをしてしまった」なんていう結果になっちゃって8着。この敗戦がどう影響するかだわね。

先行勢か差し馬か

   カス丸 カスヨ姉さんの本命◎はラッキーライラックじゃなくて、アマルフィコーストだよ。

   カスヨ そうよ。穴狙いの私にはピッタリの馬よ。まず、このレースは阪神牝馬ステークスに出た馬が馬券になるケースが多いのよ。でも、なぜか1着だった馬は過去10年馬券になってないのよね。今年の阪神牝馬Sの優勝馬はミッキーチャーム。そして2着馬がアマルフィコースト。だからアマルフィが本命ってこと。それにこの馬は2歳のときに、中京2歳ステークスを勝ったりして将来有望と見られたのよ。クラシックも去年の桜花賞に出走予定だったんだけど、脚のケガで出られなかったのね。トップクラスの才能があったのに不運だったわ。でも、大敗したことはなく、ここ2戦も馬券に絡んでいるから実力を発揮できるようになったわね。しかも先行できるし、運よく一番内の1番枠に入ったわ。阪神牝馬Sの上がり3ハロン(最後の600メートル)33秒6の脚があれば、東京の長い直線でも十分通用するはずよ。

   カス丸 ふーん、才能ある馬の盛り返しということきゃすう。爺の本命はアエロリットだよ。

   ガジュマル爺 去年のGI・安田記念(1600メートル)も同じ東京コースじゃが、ここで2着だったのがアエロリットじゃ。秋にはGII・毎日王冠(東京、1800メートル)で勝利。今年1月に米国に行って勝てなかったが、もう4か月も経っておるから、疲れとかは残っておらんじゃろ。父クロフネの子はこのコースをよく走っておるし、しかも先行できるから優勝候補筆頭じゃな。対抗○はレッツゴードンキじゃ。このレースは短距離馬のストレイトガールが連勝したことがあるように、スプリントの素質がないと勝てないところがある。ストレイトガールがGIを勝ったのは、このレース2勝と1200メートルのスプリンターズステークスじゃ。レッツゴードンキは春の短距離王を決めるGI・高松宮記念で6着じゃったが、最後の直線で邪魔され、不利を受けてのものじゃ。末脚のスピードは一流だし、ここでも一発あっておかしくないわい。もう7歳じゃから人気が落ちるところもおいしいぞ。じゃが、トシだと思ってバカにしちゃいかん。3年前のストレイトガールが連勝したときは7歳だったんじゃから。

   カス丸 カスヨさんの対抗は、レッドオルガだよ。

   カスヨ 確かにストレイトガールは強かったけど、レッツゴードンキはトシというだけじゃなくて、東京競馬場では実績がないわ。ストレイトガールと似たように見るのは、どうかしら。それより、私は同じようにスピード馬に注目よ。このレースはなんといってもディープインパクトの子どもたちが強いのよ。この5年をみても、4年前を除いて必ず3着以内に来ているわ。しかも最近は、3着以内に2頭入るケースが増えてきているわ。去年は、1着ジュールポレール、3着レッドアヴァンセ。3年前は2着ミッキークイーンに3着ショウナンパンドラ、といった具合よ。今回もディープ産駒は7頭も出ているけど、レッドオルガがいち押しよ。まずは、先週のNHKマイルとこのレースは同じ距離、同じ舞台なんだけど、ちょっと違うところは、最後の上がりタイムね。NHKマイルは優勝馬の上がりが34秒前後なのに対して、ヴィクトリアマイルは33秒前後と速いのよ。つまりNHKマイルは最初からレースが流れる消耗戦になりやすいのに対して、ヴィクトリアのほうは牝馬限定のせいなのか、前半は少し速さが緩やかになる傾向があるのよ。だからその分、最後はスピード勝負になるわけね。それが証拠に、去年も一昨年も雨が降って稍重で馬場が湿っていたのに、勝った馬はいずれも33秒台の前半で走ったわ。こういう上がり勝負となると、ディープの子どもたちの中でもレッドオルガがナンバーワンということになるわ。それと血統がぴかイチなのよ、この馬は。母がエリモピクシーよ。エリモピクシーの子どもたちは、東京のマイルが得意なのよ。たとえば、去年このレースで3着だったレッドアヴァンセ。レッドオルガと父違いのレッドヴェイロンは去年のNHKマイル、つまり同じコースで9番人気ながら3着。5年前は同じ父違いのクラレントが15番人気3着、同じコースのGI・安田記念では12番人気3着、といずれも大穴を開けているわ。このコースが得意なのよ。レッドオルガも東京では2勝、2着1回、3着2回と馬券をはずしたことがないわ。それに東京と同じ左回りで、直線の最初に坂があり、その後の直線も長いという似たようなコースの中京競馬場では3戦3勝よ。もうこのレースにぴったりなのよ。本命にしたいくらいだわ。

ラッキーライラックは力を出せるか

   カス丸 ふーん。人気のラッキーライラックは、ふたりとも単穴▲だじぇい。評価が下がったきゃすう?

   ガジュマル爺 いまや世界トップレベルのアーモンドアイと同じ強い4歳じゃ。しかも、アーモンドアイがいなけりゃ、ラッキーライラックが同世代ナンバーワンだったはずじゃから、地力はあるのは誰もが認めるところ。前走は8着だったが、あれは騎手のミスじゃ。先行できて、さらにスピードアップして勝つのが、この馬のいいところなのに、他の馬に囲まれて下げてしまっては調子が狂うのは当たり前じゃ。不安なのは騎手が替わってない点じゃな。馬は調教でも変わりなく調子が良さそうだし、前走のようなミスさえなければ勝ってもおかしくない力は持っておるはずじゃ。

   カス丸 ラッキーライラックに不安があるとすると、混戦だじぇい。4年前は三連単2000万円を超える大荒れがあったじぇい。今年はないの?

   ガジュマル爺 4年前は18番人気、つまりビリ人気のミナレットが逃げて3着に粘ったんじゃ。大穴を開けるとなると、逃げ馬じゃな。今回は、まあクロコスミアが逃げて、その後に何が行くかが注目じゃ。わしは阪神牝馬を勝ったミッキーチャームを狙っておる。カスヨが言うように阪神牝馬を勝った馬は、馬券に絡んでないと言うが、それはここ10年の話じゃ。とにかくこの馬のいいところは、粘り強いところじゃ。7番枠に入ったからちょうど、いいじゃろ。それと今回は先行馬が多いんじゃが、こういうときは後ろからの差し馬が来るもんじゃ。差し馬といえば、デンコウアンジュじゃ。2年前のこのレースで2着。一番後ろのほうから、最後の強烈な末脚を使って一気に他の馬を抜いての2着じゃ。見ていて気持ちがよかったもんじゃ。それとこのレースはリピーターが多い。今回、リピーターの可能性があるのは、この馬だけじゃ。

   カスヨ 私の穴馬は、ディープ産駒のカンタービレね。大敗したことがないのが強みよ。どのレースでも上位に来る力があるわ。堅実という点からは、ノームコアとフロンテアクイーンも注目よ。そして最後はソウルスターリング。名馬フランケルの子で、2年前のGI・オークス優勝馬よ。ケガでしばらくレースから遠ざかっていたけど、半年ぶりに復帰よ。底力はトップクラスだし、東京競馬場はあってるし、一発あってもおかしくないわね。

   カス丸 うーん、5頭くらい優勝候補がいるじぇい。でも今年は天気がいいし、先週(5月4日)みたいに雹(ひょう)でも降らない限りはパンパンの良馬場だじぇい。アーモンドアイ不在なら良馬場得意のラッキーライラックが本命◎だじぇい。当てるじぇい。

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