多国籍たばこ会社のインペリアル・タバコ・ジャパン(東京都港区)は2019年6月12日、新型の加熱式タバコ「PULZE(パルズ)」のコンセプトストア「PULZE福岡」を福岡市内にオープンした。これを記念し、オープンニングセレモニーと内覧会が同日開催された。インペリアル・ブランズのアジア地区CEO(最高経営責任者)兼ゼネラルマネージャーのパトリック・ガングリー氏や、インペリアル・タバコ・ジャパンのパスクッチ・ピエパウロ代表取締役ら関係者が登壇し、新商品発表後の反響、ストアに込めたコンセプトについて語った。「ブランドと消費者が交流できる場」目指す全3フロアから成る「PULZE福岡」のコンセプトは「自分の家のような場所」。「心地よく温かみのある空間に、気の合う仲間と集って『PULZE』の世界観を体験できる場」を目指している。1階「Kitchen&CafeBar」にはカウンタテーブルと椅子が配置され、ダイニングルームのようなくつろぎ空間が広がっている。ここでは同社製品を試したり「PULZE(パルズ)」本体を購入したりできるほか、福岡のコーヒーショップ「manucoffee(マヌコーヒー)」オーナー・西岡総伸氏がプロデュースする「PULZE(パルズ)オリジナルのコーヒー」を無料で楽しめる。内覧会に登場した西岡氏はこのコーヒーについて「『タバコとコーヒー』というイメージからこのためだけにブレンドした。スッキリとした味わいのなかにある力強さがポイントだ」と明かしている。2階「PULZECare&Consulting」は、国内外の書籍が数多く揃うリビングスペースのような空間。1階同様に製品の試用や販売に加え、「PULZEケア」というサービスカウンターがあり、「PULZE(パルズ)」本体の購入や使用、故障時対応など各種相談ができる。3階「ExploreFUKUOKA」は通常は一般公開されない場所で、福岡で活躍するローカルインフルエンサーをゲストに迎え、限定イベントやコンテンツを行うフロアだ。ガングリー氏は「PULZE福岡」について「製品を販売するだけではなくブランドと消費者が交流できる場にしていく」と話し、「一人ひとりと直接コミュニケーションが取れることはブランドにとっても重要な役割を担うものだと信じている」とセレモニーを締めくくっていた。
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