七夕が今週末に迫った。2019年7月5日13時現在、気象庁の天気予報によると19年7月7日の東京の天気は「曇一時雨」。天の川が見られるかどうかは怪しい。東京は毎年、七夕は天候に恵まれない印象が強いが、過去の天気はどうだったか調べてみた。7月7日時点で梅雨明けしているか気象庁のウェブサイトによると、2010年~2018年における東京(気象台)の7月7日18時~24時の天気は以下の通り(カッコ内は気象庁が発表している梅雨明け日)。2009年:薄曇から曇(7月14日ごろ)2010年:曇から雨(7月17日ごろ)2011年:曇(7月9日ごろ)2012年:雨から曇(7月25日ごろ)2013年:雷から晴(7月6日ごろ)2014年:曇から雨(7月21日ごろ)2015年:曇(7月10日ごろ)2016年:晴から曇(7月29日ごろ)2017年:晴から快晴(7月6日ごろ)2018年:曇から薄曇(6月29日ごろ)やはり「曇」や「雨」の文字が目立ち、「晴」の記述があるのは13年、16年、17年の3年のみだ。気象サイト「ウェザーニュース」が16年7月に配信した記事「七夕の日は晴れにくいってホント?」には「七夕の時期は梅雨前線や湿った空気の影響を受けるため、7月7日時点で梅雨の季節かどうかで大きく差がでてしまうようです」とあり、確かに13年と17年は7月7日より前に梅雨が明けている。沖縄と北海道の七夕、晴れ率はどのくらいウェザーニュースの説明に基づくと、大体毎年6月中には梅雨が明けている沖縄や、「梅雨がない」とされる北海道は、7月7日の晴天率が東京より高いと考えられる。まず沖縄。東京と同様、気象庁のデータから2009年~2018年における那覇(気象台)の7月7日18時~24時の天気を調べた(カッコ内は気象庁が発表している梅雨明け日)。2009年:晴(7月6日ごろ)2010年:雨から曇(6月19日ごろ)2011年:曇から雨(6月9日ごろ)2012年:晴(6月23日ごろ)2013年:晴から快晴(6月11日ごろ)2014年:雨から曇(6月26日ごろ)2015年:晴(6月8日ごろ)2016年:曇(6月16日ごろ)2017年:晴(6月22日ごろ)2018年:曇(6月23日ごろ)東京と比べ「曇」が少なく、雨は10年と11年、14年だ。「晴」は09年、12年、13年、15年、17年の5回で、晴天率は東京より高いと言える。続いて北海道(札幌気象台)の10年分の天気は以下の通りだ。2009年:薄曇から曇2010年:雨から曇2011年:薄曇から曇2012年:晴2013年:快晴2014年:薄曇から曇2015年:雨から曇2016年:薄曇から快晴2017年:晴2018年:曇「晴」の文字がついたのは12年、13年、16年、17年。「曇」の天気も多いが、雨が降ったのは10年と15年の2回だけで、東京や沖縄と比べて少ない結果になった。
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