キヤノンは、プレミアムコンパクトカメラ「G」シリーズから、デジタルカメラ「PowerShot(パワーショット)G5XMarkII」を2019年8月1日に発売する。画面の一部を切り取ることなく4K動画撮影0.39型有機ELパネルのポップアップ式EVF(電子ビューファインダー)を採用し、ファインダーによる快適な撮影に加え、EVFを格納することで携帯しやすいコンパクトサイズを実現。有効画素数約2010万画素の1.0型、積層型CMOSセンサーを同社では初採用したといい、映像エンジン「DIGIC8」との組み合わせで、動画と高速連写の性能が向上。同社のコンパクトデジタルカメラでは初めてクロップ(画面の一部を切り取ること)のない4K動画撮影を実現したとのことだ。大口径で明るい光学5倍ズームレンズ(24-100ミリ相当、F1.8-F2.8)を装備し、広角から望遠まで幅広い撮影表現が可能。暗いシーンでもブレやノイズを抑えた撮影ができる。マクロ(近接)撮影でも広角側の球面収差を改良し、良好な解像感が得られるという。また同シリーズから、動画をインターネット上に配信するための配信ユニット不要で、Wi-Fi接続により「YouTube(ユーチューブ)」でのライブ配信が可能な「PowerShotG7XMarkIII」も同時発売する。いずれも価格はオープン。
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