サッポロライオン(東京都渋谷区)は2019年8月7日から、マメ科の花「バタフライピー」を使用したビール「InnovativeBrewerSECRETTAPBrew#004」を一部店舗で提供開始した。鮮やかな紫色のビールで、レモンを絞るとピンク色に変色する。「あじ変」も楽しめる同社の広報担当者は取材に、「InnovativeBrewerSECRETTAPBrew#004」はクラフトビールで、バタフライピーのお茶のような匂いと「シトラホップ」のライチやグレープフルーツを思わせる香りがあわさってトロピカルフルーツのような、夏らしい味わいになっていると答えた。バタフライピーには「pH(酸性・アルカリ性の度合いを表す尺度)によって色が変わる」特性があり、レモンを絞り入れるとピンク色に変色する。味もさらにさわやかになり、見た目の変化と味の変化を同時に楽しめる「今までにないビール」に仕上がっているという。「InnovativeBrewerSECRETTAPBrew」は、ビールにこだわりがある人、高い関心を持つ人も楽しめるクラフトビールのシリーズだ。担当者は、「インスタ映えする」と話題になっているバタフライピーを使用することで、クラフトビールに注目してもらうきっかけになれば嬉しいと話した。ライオン銀座五丁目店(東京都中央区)、BIERKELLERTOKYO新橋店(東京都港区)、CRAFTBEERKOYOENKITTE名古屋店(愛知県名古屋市)で提供される。
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