加熱式たばこ「IQOS」を販売するフィリップ・モリス・ジャパン(東京都千代田区)は、2019年9月14日~15日に東京・お台場で開催された都市型ダンスミュージックフェスティバル「ULTRAJAPAN」に協賛し、「いい音をいい空気で」をテーマにした会場内の環境改善キャンペーン「ULTRACLEAN」を行った。音楽フェスが抱えるゴミのポイ捨てや、紙巻たばこの喫煙による煙のにおいの問題を解決し、来場者がよりよい環境で音楽を楽しめるようにするための企画だ。きれいな空気で音楽を楽しんでもらいたい「ULTRACLEAN」では、ポイ捨ての対策として、来場者全員に会場入り口で専用スタンプカードが配布された。会場内の「ULTRACLEANSTATION」にゴミを持っていくたびに、スタッフがスタンプを押す。これを5つ集めると、IQOSのメインブース「IQOSTOWER」で行われている抽選会に参加でき、当選者はフェスのメインステージを一望できるブース2階の「IQOSULTRALOUNGE」に入場が許可された。たばこのにおい問題は、紙巻たばこの喫煙所を2か所のみに限定し、代わりに加熱式たばこ専用エリアを合計18か所設置した。メインブースとレンタルブースではIQOS本体を終日無料で貸し出した。フィリップ・モリス・ジャパン広報担当者は、強風が吹くこともある屋外のイベントでは、煙や灰が出ず、臭いもすぐになくなる加熱式たばこの特徴が生かされると説明した。フェスティバルを運営するエイベックス・エンタテインメント(東京都港区)の執行役員・丹雅彦さんと、フィリップ・モリス・ジャパンオンプレミス・タッチポイントマネージャー高橋宏さんが9月14日、「IQOSTOWER」内でメディアの囲み取材に応じた。丹さんは「ULTRACLEAN」の実施について、多くの人にとって快適な環境づくりが運営者の責務であると考え、フィリップ・モリス・ジャパンと共に、非喫煙者と喫煙者の双方が参加できる環境改善キャンペーンにしたという。今年の「ULTRAJAPAN」を前例として、「良い環境の中で、みんなが楽しめるフェスティバル」という形がエンターテインメント業界に根付いていくことを願っている、と話した。高橋さんは、「ULTRACLEAN」によってクリーンな環境でフェスを楽しんでもらい、「より良い社会というのは煙のない社会だ」という考えを広めたいと望む。普段紙巻たばこを吸っている喫煙者にもIQOSを体験してもらい、非喫煙者には煙のない、きれいな空気で音楽を楽しんでもらいたい、と語った。
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