男性アイドルグループ「嵐」の一部楽曲が、「AppleMusic」「Spotify(スポティファイ)」といった音楽の定額配信(サブスクリプション)サービスで2019年10月9日から聴けるようになった。ツイッター上では10月9日夜から10日の深夜にかけて、配信を開始した嵐の楽曲名がトレンド入りするなど一時話題を呼んだ。一方で、配信楽曲が5曲だけだったことについて、様々な反応がある。「カップリングとか昔のアルバムにもいい曲多い」今回解禁されたのはデビューシングル曲の「A・RA・SHI」と、メンバー出演のテレビドラマの主題歌に起用された「truth」、「Happiness」、「Monster」、「Lovesosweet」の各曲。いずれも音楽番組で頻繁に披露される、嵐の代表曲だ。ジャニーズ事務所所属のアーティストとしては異例の「サブスク解禁」となったこともあり、嵐ファンからは、「私の青春である嵐が、、ジャニーズがサブスク解禁して歓喜で指が震えてる」といった驚きの声や、「サブスクで普通に嵐さんが聴ける時代が来たぞ......祝砲を上げるんだ」などの喜びがツイッターに書き込まれた。そうした中、この話題に独自の切り口で反応したのは、テレビ番組のコメンテーターとしても知られる社会学者の古市憲寿さんだ。10月9日の19時15分のツイートで「嵐がサブスク解禁って時代を感じる」とコメントした一方で、「でも本当はカップリングとか昔のアルバムにもいい曲多いから、全部出して欲しいなあ。『Carryon』『夏の名前』『snowflake』とか、ほんと無限にある」と、具体的な楽曲名を並べ、代表曲以外の解禁にも期待を寄せた。ツイッター上では嵐ファンの間でも「5曲限定」に対しては様々な意見があがり、「(2020年の)活動休止までに全曲サブスク解禁してほしい」「嵐が5曲しかサブスク解禁してないの『嵐の前の静けさ』と名付けたい」と、古市さん同様に今後の楽曲解禁を期待する声や、「(古市さんのあげた楽曲に対し)それらはアルバムやシングルを手に取って聴くからこその『名曲』という感じがするので、サブスクはあの5曲が最強で最高で最適なのだと思う」「入門編としてはとても良い選曲と思えてきた。初々しいデビュー曲、ラブソング、楽しい系カッコいい系、様々な嵐が見れる」と、選曲された5曲を肯定的にとらえる人もいた。
記事に戻る