ペンタブレットなどを扱うワコム（埼玉県加須市）は、「Windows10Home」搭載の液晶ペンタブレット「MobileStudioPro13」を2019年12月12日に発売する。8192レベルの筆圧感知＆傾き感知 紙のような描き心地を実現15.6型モデルと比べ価格を抑えた持ち運びしやすいという13.3型のコンパクトサイズ。「WacomProPen2」テクノロジーにより8192レベルの筆圧感知と傾き感知をサポートし、繊細なタッチや精度、レスポンスを実現。独自の「EMR（電磁誘導方式）」テクノロジーによりスタイラスペンの充電は不要だ。10点マルチタッチ対応の液晶パネルはWQHD（2560×1440ドット）解像度表示、AdobeRGBカバー率は最大82％の色精度で、カラーキャリブレーションによる高精度なカラーマネージメントが可能。ペン先とカーソルの視差を最小限に抑える「ダイレクトボンディング方式」を採用したほか、ガラスディスプレイにアンチグレア加工を施すことで紙のような描き心地を実現したという。Thunderbolt3×2ポートを装備し高速データ転送が可能。USBType-CやDisplayPortとの互換性を備える。インテル「Corei5」プロセッサー、グラフィックスは「IrisPlusグラフィックス655」、メモリーは8GB、内蔵ストレージは128GBSSD（ソリッド・ステート・ドライブ）を搭載。ストレージやメモリー（DDR）を換装してパフォーマンスの向上も行える。任意のショートカットキーを割り当てられる6個の「ExpressKey」、ラジアルメニュー、マルチタッチを備え、効率的に作品を制作できる。指紋センサーとセキュリティロックも装備する。SDXCカード、IEEE802.11ac準拠の無線LAN、Bluetooth5.0をサポート。4630mAhリチウムポリマー電池を内蔵し、3時間の充電で最大5.0時間の連続駆動が可能。ペンケース、ペンホルダー、ACアダプターなどが付属する。直販サイト「ワコムストア」での価格は22万8800円（税込）。
記事に戻る