モバイル機器などを手がけるファーウェイ・ジャパン(東京都千代田区)は、ノートパソコン(PC)「MateBookD15」2モデルを2020年4月10日から順次発売する。キーボードにポップアップ式カメラいずれも重さ約1.53キロ、厚さ約16.9ミリの薄型軽量ボディーに狭額縁の15.6型フルHD(1920×1080ドット)IPSディスプレーを搭載。CPU(プロセッサー)にAMD「Ryzen」シリーズ、GPU(グラフィックス・プロセッサー)に「RadeonVega」シリーズを内蔵し、動画鑑賞やクリエイティブ制作などが行える。キーボードにポップアップ式のカメラを装備。不使用時は閉じておけるため、悪意のあるリモートアクセスやセキュリティ侵害を防げる。NFC(近距離無線通信)で同社製のスマートフォン(スマホ)と連携し、画面をPCに表示できる「HUAWEIShare」に対応。動画や画像ファイルをドラッグ&ドロップでコピーできるほか、本機のキーボードでスマホのメッセージのタイピングなどが可能だ。そのほか共通の主な仕様は、OSがWindows10Home(64bit)をプレインストール。メモリーは8GB。インターフェイスはUSB2.0Type-C×1、HDMI×1、USB3.0Type-A×1、USBType-A×2、ヘッドホンジャック。電源ボタン一体型の指紋センサーを装備。IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth5.0をサポート。カラーはスペースグレー。市場想定価格は、CPU「Ryzen53500U」、GPU「RadeonVega8Graphics」、内蔵ストレージ容量256GBSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)搭載モデルが6万9800円。5月中旬ごろ発売予定で、CPU「Ryzen73700U」、GPU「RadeonRXVega10Graphics」、内蔵ストレージ容量512GBSSD搭載モデルが8万9800円。
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