各種家電およびパソコン用周辺機器などを扱うLGエレクトロニクス・ジャパン(東京都中央区)は、同社のプレミアムブランド「LGSIGNATURE」から、8K有機ELテレビ「OLEDZX」シリーズを2020年6月上旬に発売する。AIが映像解析しノイズを除去同社の有機ELテレビでは初だという8Kチューナーを内蔵。有機ELテレビとしては世界最大サイズという88型、77型の2サイズで展開する。1つ1つの素子が個別に自発光し、液晶テレビでは難しいという"本物の黒"を再現。8Kテレビ専用エンジン「α9Gen3AIProcessor8K」を搭載し、2K/4Kの映像を8K相当の画質にアップスケーリングする「AI8Kアップスケーリング」を搭載。AI(人工知能)が映像を解析しノイズを除去することでクリアかつ鮮明な映像が楽しめる。独自のAIアシスタント「ThinQAI」を実装し、電源のオンオフや音量の調節などの操作が音声操作で行える。付属の「マジックリモコン」にはマイクを内蔵し、「Googleアシスタント」と「AmazonAlexa」も利用可能だ。BS8Kチューナー×1、BS4K/110度CS4Kチューナー×2、地上/BS/110度CSデジタルチューナー×3を内蔵し、外付けハードディスクを接続すれば裏番組の録画にも対応する。また、ゲームの映像で発生するズレやカクつきを抑える「G-SYNC」、HDR(ハイ・ダイナミックレンジ)ゲームの普及団体「HGiG」に準拠するなど、ゲーミング関連の機能も備える。市場想定価格は、88型「88ZXPJA」が370万円前後、77型「77ZXPJA」が250万円前後(税別)。
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