2021年 6月 19日 (土)

楽譜は何を伝えているか(1)

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「誰が見ても高い確率で再現可能な音楽」を記録

   1000年頃、イタリアのグイード・ダレッツォという修道士が楽譜の原型となるものを発明しました。もちろん、それ以前の記譜法を参考にしたはずですが、グイードの楽譜は、それらとは一線を画し、「誰が見ても高い確率で再現可能な音楽」を記録することができたのでした。おそらく、それまで主に口伝などで伝えられていた教会の音楽・・聖歌を、この楽譜があれば、独習で勉強することができ、若い修道士たちの教育時間の短縮にもなる、という必要性から生み出されたようです。

   次回からは、この「楽譜誕生」までの経緯と、ここで生み出された革命的な「楽譜」がどのように音楽の歴史を変えたかを見ていきたいと思います。

   楽譜は、クラシック音楽とよばれる音楽ジャンルが生まれるはるか以前に考案されていたものだったのです。

本田聖嗣

本田聖嗣プロフィール
私立麻布中学・高校卒業後、東京藝術大学器楽科ピアノ専攻を卒業。在学中にパリ国立高等音楽院ピアノ科に合格、ピアノ科・室内楽科の両方でプルミエ・プリを受賞して卒業し、フランス高等音楽家資格を取得。仏・伊などの数々の国際ピアノコンクールにおいて幾多の賞を受賞し、フランス及び東京を中心にソロ・室内楽の両面で活動を開始する。オクタヴィアレコードより発売した2枚目のCDは「レコード芸術」誌にて準特選盤を獲得。演奏活動以外でも、ドラマ・映画などの音楽の作曲・演奏を担当したり、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」や、インターネットクラシックラジオ「OTTAVA」のプレゼンターを務めるほか、テレビにも多数出演している。日本演奏連盟会員。

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