2024年 4月 26日 (金)

鉄道車両「青ガエル」渋谷に別れ 半世紀の現役生活、現場でコツコツ修理

寿命は「おおよそ50年」

   それでも、メンテナンスだけでは車両を長持ちさせるにも限界があるという。車両課の担当者は、電車を現役で動かせる期間について「おおよそ50年が寿命」だと語った。

「昔の車両には、ブレーキ関係の部品やバネなど、今ではほとんど製造されていない特殊な部品も多いです。車両が作られた当時にあらかじめ予備として作られ保管されてきたものを使っていくしかなく、それが無くなればさすがに定期運用はできなくなります」

   都会での役目を終えて「第二の人生」を歩んだ車両は「青ガエル」のほか、日本での引退後にアルゼンチンに渡って活躍した東京メトロ丸ノ内線の「500形」や、東急電鉄田園都市線から長野電鉄(長野市)に譲渡された「8500系」などがある。

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