2021年 1月 20日 (水)

手洗いや消毒徹底が好影響? インフルエンザ患者激減、胃腸炎に手足口病も

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   インフルエンザ患者が大幅に減少している。厚生労働省によると、2020年8月31日〜11月29日の期間、全国の患者数は263人。前年の同時期は9万8279人で、比較すると99%減だ。

   1年前との違いは、新型コロナウイルスの感染予防対策として手洗いやアルコール消毒が、今年は至るところで徹底されている点がある。因果関係は明らかになっていないが、患者数が減少している感染症はインフルエンザだけではない。

  • 2020年はあらゆる感染症の患者数がぐっと減った
    2020年はあらゆる感染症の患者数がぐっと減った
  • 2020年はあらゆる感染症の患者数がぐっと減った

3月末から減少した「咽頭結膜熱」「胃腸炎」

   国立感染症研究所が公式サイト上で公開している「感染症発生動向調査週報」では、毎週の主要な疾患の感染発生状況が、過去5年間のデータとの比較でわかる。

   2020年第47週(11月16日~22日)を見てみよう。過去5年と比較して、ほとんどの感染症が減少傾向にある。とくに減少が顕著なのが、「咽頭結膜熱」だ。発熱、咽頭炎、眼症状を主とする小児の急性ウイルス性感染症で、「アデノウイルス」の感染によって引き起こされる。20年1月から3月までは例年並みの数値だったが、3月末になって発生数が急下降している。その後も例年を上回ることなく、低い数値を保っている。

   「感染性胃腸炎」も、同じく今年3月末以降は一度も過去5年の数値を上回っていない。水痘(水ぼうそう)もまた、今年4月頃から減り、その後例年の数値より下だ。

   乳幼児を中心に夏季に流行する急性のウイルス性咽頭炎「ヘルパンギーナ」、小児を中心にみられる「伝染性紅斑」(りんご病)、「流行性耳下腺炎」(おたふく風邪)についても、今年は著しく感染の発生数が落ちていることがわかる。

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