2024年 4月 20日 (土)

緊急事態宣言でマスクの在庫、心配ない? スーパーで山積みでも気になるコト

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   新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2020年1月末頃からマスクが品薄になったことは記憶に新しい。スーパーや薬局ではマスクの棚さえ消え、インターネット上では高額で販売された

   21年1月7日、再び緊急事態宣言が東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県対象に発令された。しかし、今ではマスクの品薄はすっかり解消され、山積みで売られている。国内の新型コロナの感染者数が過去最多となる中、人々はマスクの在庫や価格にどれだけ関心を払っているか。

  • マスクの在庫や価格、気になる?(画像はイメージ)
    マスクの在庫や価格、気になる?(画像はイメージ)
  • マスクの在庫や価格、気になる?(画像はイメージ)

「また手に入らなくなったら、と思うと」

   J-CASTトレンドは、緊急事態宣言の発令対象地域に住む男女8人にマスクに対する意識を聞いた。すると、8人中5人が、現在マスクの在庫と価格については「気にしていない」と答えた。

   「前回品薄になったときは焦ったが、今は全く心配していない」と話したのは、教育機関に勤める50代の男性だ。今日21年1月7日にも薬局で袋入りのマスクを購入した、と明かした。「誰も買い占めていなかったし、箱マスクも大量にありました。価格高騰も気になりません」。

   30代の女性は「スーパーでも山積みで、普通に安いです。むしろ在庫過多な気も」と指摘した。20代の実家暮らしの女性も「昨年の春は買えなくてやばいと思ったけど、今は使い捨て以外にも布マスクとかいろいろ出ているから、全然心配はない」と余裕を見せた。

   一方で、3人は「気になりつつある」。とくに緊急事態宣言の発令が報道されるようになってから、不安が増した。

「うちは祖父母もいて大人数のため、マスクの消費量も多い。緊急事態宣言でまた手に入らなくなったら、と思うと不安。買い占めにならない程度にストックはしておきたいと思う」(40代・主婦)
「ツイッターで買い占めが起きていると見かけて、『またかよ』と。また品薄にならないか急に不安になってきた」(20代・一人暮らし男性)

品薄で困った経験から家に備蓄

   では、マスクについて備えはあるか。これには8人中7人が「ある」とした。

   「家にいま300枚はある」、「子ども用と大人用合わせて5箱」、「先週1箱買いました」など、ほとんどが50枚以上ストックしていた。一人暮らしの20代女性も前回品薄で困った経験から「常に未開封のものを2箱(100枚)ストックするようになった」。

   ほかには「洗って使えるマスクは4枚買いました」、「布マスクが3枚、近所に出かける際はこっちを使うようにしている」、「最近は何度も使えるユニクロのマスク使ってます」と、不織布マスクは極力ストックしておき、それ以外を着用している人もいた。

   30代の主婦は、政府が20年4月から全世帯に配布した「布製マスク」も万が一に備えて取っているという。ただ、「もしものために一応保管していますが、今のところ使う予定はありません」と話した。

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