各種家電を手がけるハイセンスジャパン(神奈川県川崎市)は、48V型の4K有機ELテレビ「48X8F」を2021年2月上旬に発売する。AIが高画質化をサポートAI(人工知能)テクノロジーによる「NEOエンジンplus2020」を搭載し、繊細かつ鮮烈な映像を楽しめる。地上デジタル/BS/110度CSチューナーに加え4KBS/4KCSチューナーを内蔵する。インターネット配信の映像やVOD(ビデオ・オン・デマンド)コンテンツを、圧縮方式や解像度、フレームレートなどサービスごとに異なる方式に合わせて高画質化する「AIネット映像高画質処理」を実装。映像処理の経験値を元に色温度/濃度、超解像処理、フレーム捕間などを行い、高いコントラストと自然な色彩で表現する。「AIシーン別超解像処理」は、5層のニューラルネットワークを深層学習し、通常の映像とギラつきの目立つ映像を自動で判別。シーンごとに適した処理を行い、ノイズが少なくきめ細やかな高画質を実現。このほか、映像を分析し残像感の少ないクリアな映像を楽しめる「倍速パネル&フレーム捕間」、地デジ放送を4K画質にアップコンバートする「3段階超解像処理」などの機能を備える。HDR(ハイ・ダイナミックレンジ)は「DOLBYVISION」「HDR10」「HLG」の各方式に対応する。「Googleアシスタント」「AmazonAlexa」搭載のスマートスピーカーと連携し、声でテレビの操作が可能。市販の外付けハードディスクを接続すれば裏番組の録画もできる。リモコン、転倒防止ベルト、スタンドなどが付属する。価格は18万円前後(税込)。
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