ついに4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」の映画化が、2021年2月17日に発表された。タイトルを「100日間生きたワニ」と改め、発表から100日後となる5月28日に全国公開する。公式ツイッターでは、20年3月に映画化を発表していたが、これまで具体的な話は出ていなかった。待つこと1年、配役は期待を裏切らないものに――。「カメ止め」上田監督、中村倫也に新木優子「100日後に死ぬワニ」は、漫画家のきくちゆうきさんが2019年12月から自身のツイッターで連載していた作品。主人公のワニが命を落とすまでの100日間の日常を、カウントダウン形式で掲載し話題になった。公式サイトによると、映画ではその100日間のワニの日常と、そこから100日後の大切なものを失った仲間たちの姿を描く。監督・脚本は、17年に公開され大ヒットした映画「カメラを止めるな!」の監督・上田慎一郎さんと、アニメーション監督としても活躍するふくだみゆきさん夫妻が担当する。声の出演は、ワニ役を神木隆之介さん、友人のネズミ役を中村倫也さん、モグラ役を木村昴さん、ワニが恋するセンパイ役は新木優子さんだ。神木さんは、俳優だけでなく声優としても有名作品への出演実績がある。2001年にスタジオジブリの映画「千と千尋の神隠し」に坊役で出演。16年には映画「君の名は。」に立花瀧役で主演し、17年3月に開かれた声優アワードで「主演男優賞」を受賞した。さらに、「人間以外の生き物」を演じたことも。映画「ドラえもんのび太の恐竜2006」で恐竜役を、テレビ東京の枠で21年1月から放送しているドラマ「おじさまと猫」では猫役を演じている。そして、今回はワニだ。ツイッターには、「猫からワニまで振り幅やばい」と神木さんの七変化ぶりに驚きの声が聞かれる。このキャストなら実写でもいい今回の映画化発表を受けて、ツイッターでは「実写化するのだ」と思い込む人も続出した。どうやら、豪華な声優陣の名前を見て勘違いしたようだ。中には、「えっ!?この面揃えで実写じゃないの?!?!」「このキャストなら実写でもいい。っていうか実写が良い」と望む人も多数確認できる。
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