パソコン(PC)およびモバイル機器などを扱うASUSJAPAN(エイスース・ジャパン)は、モバイル・ゲーミングノートPC「ROGFlowX13(アールオージー・フロー・エックスサーティーン)GV301QH」2モデルを2021年3月12日から順次発売する。タブレット端末のようにも使える厚さ15.8ミリ、重さ約1.35キロ、ほぼA4サイズというコンパクトで持ち運びしやすい薄型軽量を実現。タッチ対応で縦横比16:10の13.4型ディスプレーは360度回転し、タブレット端末のようにも使える。CPU(プロセッサー)はAMD「Ryzen95900HS」、GPU(グラフィックス・プロセッサー)はNVIDIA「GeForceGTX1650」を搭載。CPUとGPUの熱を2本のヒートパイプで共有し、3つの放熱フィンと排熱口に分散させることで高効率な冷却システムを実現。またCPUの熱伝導を助けるグリスには、従来の熱伝導グリス使用と比べ動作温度を最高10度低下でき、よりCPU性能を引き出せるというThermalGrizzly製の液体金属グリスを採用。このほか、0.1ミリ厚のアルミニウム製フィン、鳥の羽にヒントを得たという形状のファンブレード、CPU/GPUの温度が50度より低い場合に冷却ファンを止め無音動作するなど、スリムながら高い静音性と排熱性能を備えた冷却技術を搭載する。OSは「Windos10Home」(64ビット)をプレインストール。バーチャルサラウンド技術「DolbyAtmos」対応のスピーカー、指紋認証センサー内蔵の電源ボタンなどを備える。IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠の無線LAN、Bluetooth5.1をサポートする。価格は、リフレッシュレート60Hzの4K(3840×2160ドット)ディスプレー、メモリー32GB、内蔵ストレージ1TBSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)搭載の「GV301QH-R9G1650S32G」(4月下旬以降に発売)が19万9818円(以下全て税別)。リフレッシュレート120HzのWUXGA(1920×1200ドット)ディスプレー、メモリー16GB、内蔵ストレージ512GBSSDの「GV301QH-R9G1650H120」が18万1636円。また、本モデルに強力なグラフィックスパワーを追加可能な外付けGPU「ROGXGMobile(アールオージー・エックスジー・モバイル)GC31」を3月下旬以降に順次発売。小型ボディにNVIDIA「GeFoeceRTX30」シリーズを内蔵し、高速な「PCIExpress3.0x8」接続により従来よりも高い性能を発揮できるという。本体ディスプレーと合わせ最大4画面のマルチディスプレーも構築可能なほか、USB3.2Gen1Type-A×4ポート、SDメモリーカードスロットや有線LANポートなどの豊富なインターフェイスを装備し、拡張ドックとしても活用できる。価格は、「GeForceRTX3080」搭載の「GC31S-026」が13万6182円、「GeForceRTX3070」搭載の「GC31R-026」(4月下旬以降に発売)が10万8909円。
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