2021年 6月 24日 (木)

「ねとらぼ」副編集長に聞きました ヒット記事連発を支える「哲学」(前編)

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   「ねとらぼ」は、「ITmedia ニュース」の1コーナーから2011年4月7日に独立して生まれたニュースサイトだ。公式ツイッターは約22万6000フォロワーを抱え、投稿した記事ツイートが「100いいね」を超えることは珍しくない。

   日頃から、読者に受け入れられるヒット記事を連発できるヒミツが気になる。そこでJ-CASTトレンドは、ねとらぼ副編集長・池谷勇人さんを直撃した。12年入社で、ねとらぼの黎明期を知り、現在も編集部で記事ネタの方向性を決めている人物だ。

  • 取材中、終始気さくに話をしてくれた「ねとらぼ」副編集長・池谷勇人さん
    取材中、終始気さくに話をしてくれた「ねとらぼ」副編集長・池谷勇人さん
  • 取材中、終始気さくに話をしてくれた「ねとらぼ」副編集長・池谷勇人さん

あえて「話題のネタに触れない判断」

   池谷さんは各スタッフが提案するネタの選定業務を通じ、「ねとらぼ」全体に共通するトーンやマナーを調整している。読者に喜ばれる記事を作り続けるうえで、まず重要なのが「面白いが、炎上する可能性をはらんでいる」ネタが出てきたとき、ふるいにかけることだ。「魚の小骨を取る料理長のような立場」だと、池谷さんは言う。

「話題のネタに乗っかりすぎると、読者のためにならないことがあるので、あえて触れない場合はあります」

   その一例が「バイトテロ」。池谷さんは「悪ふざけの様子を収めた画像や動画を一般ユーザーがネットに投稿し、結果として『個人レベル』で炎上しているだけなら状況を静観」する。それに対し、店舗や企業側が見解を発表するなど動きがあれば、「その段階で『ネタを追いかけるかどうか』を判断します」。

   特に「炎上ネタ」を取り扱う場合は、入念な下調べや取材が必要だ。以下のようなリスクが隠れている恐れがあるため、準備が不十分な状態で記事化を急ぐのは危ないという。

・問題となるデータは数年前にネットやSNSに投稿されたものなのに、「ほじくり返して再び燃やす」のが楽しい人が、あたかも最近起きた出来事かのように再投稿したせいで炎上しているだけ
・関係者間で意見が食い違っている件について、一方の言い分のみで記事を書いてしまった結果、もう一方の主張が後から発表され、報道内容とは異なる事実が発覚する
・一部の人が「炎上している」と認識しているだけで、そこまで燃え広がっていなかったのに、記事として取り上げることで本格的な炎上を招いてしまう
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