2024年 4月 27日 (土)

東京五輪トライアスロン会場「クサい」問題 お台場海浜公園の水質どうなった

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もしも雨が降ったら

   最近の水質はどうか。お台場海浜公園では、2020年11月8日に第26回日本トライアスロン選手権が実施され、事前に水質の検査が行われた。

   「ワールドトライアスロン」(国際トライアスロン連合)では、水質基準に「大腸菌数」や「腸球菌数」を用いている。東京五輪のトライアスロンでも、この基準が採用されている。日本選手権では20年10月8日と11月1日に水質調査がなされたが、両日ともに基準値以内だった。

   なお、都準備局の19年11月22日の発表によれば、お台場海浜公園の水質調査をめぐり、「大腸菌類は降雨がない期間はほぼ基準内にとどまり、台風の影響による降雨の数日後に大腸菌が増え、3日以上晴天時が続くと基準内まで回復する傾向が」示されたという。

   19年8月21日付のFNNプライムオンライン記事内でも、微生物や水に詳しい大阪教育大学の広谷博史教授が、「雨が降ったり風が吹いたりすると、水中に沈降していた汚泥が舞い上がり、その粒子に吸着されていた大腸菌が広がることはあります」と話していた。

   降雨が水質に影響を及ぼす可能性があるようだ。なお東京五輪のトライアスロン競技は21年7月26日にスタートする。日本気象協会の天気予報サイト「tenki.jp」は、7月26日・27日、競技会場がある港区について「雨時々曇」との予報を示しているが――。

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