2021年 10月 23日 (土)

自民党・岸田文雄新総裁の愛読書 長く非公開だった外交にまつわる記録

初めての方ご注目!プロミスなら最短1時間融資でお急ぎでも大丈夫!

   自民党の新総裁に決まった岸田文雄氏の愛読書は、ドストエフスキー『罪と罰』、吉川英治『宮本武蔵』、陸奥宗光『蹇々録』(けんけんろく』だという。日経新聞が報じている。『罪と罰』や『宮本武蔵』は有名だが、『蹇々録』は初めて聞いたという人が多いのではないだろうか。どんな本なのだろう。

  • ジョルジュ・ビゴーによる当時の風刺画(1887年) 日本と中国(清)が互いに釣って捕らえようとしている魚(朝鮮)をロシアも狙っている。(パブリックドメイン)
    ジョルジュ・ビゴーによる当時の風刺画(1887年) 日本と中国(清)が互いに釣って捕らえようとしている魚(朝鮮)をロシアも狙っている。(パブリックドメイン)
  • ジョルジュ・ビゴーによる当時の風刺画(1887年) 日本と中国(清)が互いに釣って捕らえようとしている魚(朝鮮)をロシアも狙っている。(パブリックドメイン)

易経からタイトル

   著者の陸奥宗光(1844~97)は歴史の教科書には必ず出てくる人だ。明治期の外交官、政治家。外務大臣として不平等条約の改正に尽力したことで知られる。

   『蹇々録』は、晩年の陸奥が残した外交にまつわる記録だ。機密性の高い外交文書をもとにしているので、長く非公開とされ、1929年に初めて公刊された。明治外交史上の第一級史料だという。

   今では、岩波文庫や中公クラシックスで読むことができる。中公クラシックスは、単に『蹇々録』というタイトルだが、岩波文庫版は『新訂 蹇蹇録―日清戦争外交秘録 』。サブタイトルに「日清戦争」が付いている。

   岩波文庫によると、同書は日清戦争(1894~95)における日本外交の全容を述べた、当時の外務大臣=陸奥宗光の回想録。表題は、「蹇蹇匪躬」(心身を労し、全力を尽して君主に仕える意)という『易経』の言葉によるという。

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中
カス丸

ジェイキャストのマスコットキャラクター

情報を活かす・問題を解き明かす・読者を動かすの3つの「かす」が由来。企業のPRやニュースの取材・編集を行っている。出張取材依頼、大歓迎!