「ICEF2021」オンライン開催 「カーボンニュートラル」実現に向けた議論を無料視聴

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   経済産業省や国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構が、国際会議「Innovation for Cool Earth Forum (ICEF2021)」を、2021年10月6日~7日にオンライン上で共催する。技術イノベーションによる環境問題解決を目的とし、各国の有識者が知見を交換する場だ。

   ICEF2021では、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させ、二酸化炭素排出量の抑制を目指す「カーボンニュートラル」の実現に向けた世界の動きについて、討論や講演が行われる。参加無料で、全セッションの視聴には事前申込が必要。

  • 2020年に行われた「ICEF2020」の様子
    2020年に行われた「ICEF2020」の様子
  • ICEF2021では「カーボンニュートラル」実現に向けた世界の動きについて、討論や講演が行われる
    ICEF2021では「カーボンニュートラル」実現に向けた世界の動きについて、討論や講演が行われる
  • 各国の有識者が知見を交換する国際会議
    各国の有識者が知見を交換する国際会議
  • 2020年に行われた「ICEF2020」の様子
  • ICEF2021では「カーボンニュートラル」実現に向けた世界の動きについて、討論や講演が行われる
  • 各国の有識者が知見を交換する国際会議

一般も視聴参加できる国際会議

   発表資料によると、各国では産官学の垣根を超え、カーボンニュートラルを目指すための様々な取り組みが急速に加速しているという。

   イベントでは、プレナリーセッション「カーボンニュートラルに向けた政策イノベーション」を皮切りに、専門知識を持つ民間セクター、学界、政府の関係者が登壇し、さまざまなディスカッションを行う。例えば「2050年に向けた持続可能な食料システム」「脱炭素電源としての原子力」といったテーマのテクノロジーセッションも予定している。

   大気中からCO2(二酸化炭素)を除去する技術「ネガティブエミッション」にもフォーカスする。ネガティブエミッション技術の大きな課題となっているコストの現状を把握しつつ、導入・普及を促進するために必要な社会制度や環境整備、社会実装段階における問題点を取り上げるものだ。そのうえで、20年10月に日本政府が表明した「2050年カーボンニュートラル宣言」を踏まえ、短期・中長期的に求められる取り組みを議論する。

   そのほか、国際連合工業開発機関が共催する「世界のカーボンニュートラルを目指して~開発途上国・新興国との連携」など、複数の「サイドイベント」も実施される。

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