2021年 10月 23日 (土)

緑茶に浮かぶ「ホコリ」気になるが 「絶対に飲んだ方がよい」お茶専門店が力説

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   緑茶の表面に、ホコリのような「白いケバケバ」が幾つも浮いているのを見て、飲むのをためらった。そんな経験はないだろうか。

   お茶の専門店、おちゃいち山陽堂(熊本市)の三代目によると、これは非常に「もったいない」行為だという。理由を教えてもらった。

  • 緑茶の表面に浮いている「毛茸」(提供:おちゃいち山陽堂)
    緑茶の表面に浮いている「毛茸」(提供:おちゃいち山陽堂)
  • 「お値段が高めの高級茶」ほど、よく毛茸が出るそう(提供:おちゃいち山陽堂/「立春」)
    「お値段が高めの高級茶」ほど、よく毛茸が出るそう(提供:おちゃいち山陽堂/「立春」)
  • 緑茶の表面に浮いている「毛茸」(提供:おちゃいち山陽堂)
  • 「お値段が高めの高級茶」ほど、よく毛茸が出るそう(提供:おちゃいち山陽堂/「立春」)

「お値段が高めの高級茶」ほど...

   ホコリのようなもの正体は「毛茸(もうじ)」という、新茶の葉の裏側に生えている産毛のこと。安心して飲んで良いものだ。三代目によると、毛茸がなければまずい茶というわけではないが、「新鮮さ、品質の高さの証」。俗に言う「お値段が高めの高級茶」ほど、毛茸が出る確率が高いそう。

「一般的に毎年4月中下旬から、5月初旬にかけて全国各地で摘まれる新茶は、お米と同じで、1年かけてゆっくり消費されるものです。そのため、毛茸には通年でお目にかかれる可能性がありますよ。新茶の季節にしか起こらない現象ではないんです」

   おちゃいち山陽堂が提供してくれた毛茸の画像を見ると、ティーバッグでいれた緑茶だとわかる。三代目は「ティーバッグの緑茶と聞くとびっくりする人もいると思いますが、決して低品質ではありません。最近は急須を持っていない家庭が増えているので、そうした器具が不要で手軽においしく飲めると人気です」と語る。

   毛茸が出るように茶を入れる方法は不明だが、「より、うまみを感じられる方法は熱湯を避け、60~70度のややぬるいお湯を使うこと」だという。

   毛茸の浮いた緑茶に出会えたら、ラッキー。遠慮せず飲むべし、だ。

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