フルキーボード搭載のスマートフォン(スマホ)が登場だ。英プラネットコンピューターズは、「AstroSlide」の先行販売を応援購入サービス「Makuake」上で2021年10月25日までに開始した。物理的なキーボードを備えており、発表では「ポケットに入る小型サイズにも関わらず、スマートフォンと超小型のノートパソコンを一台に集約したデバイス」と説明している。iPhone13より大きいディスプレー一見すると、1990年代に登場した「PDA(携帯情報端末)」を思わせるフォルム。だがもちろん、2021年の最新モデルだ。5G(第5世代移動通信システム)に対応しており、5Gスマホとしては初めて「バックライト付きフルキーボード」を搭載したという。ディスプレーを親指などでスライドさせると一定の角度に傾き、背面からキーボードが出現。ノートPCのような姿に変身する。キーボードはバックライトをオンにすれば光るため、暗闇でもキーを視認可能だ。「英語配列キーボード」のほか、かな入力用のひらがなが印字された「日本語配列キーボード」を備えたモデルも用意。かなが印字されたキーボードの搭載も、5Gスマホでは初めてとのこと。ディスプレーは6.39インチ。これはiPhone13(6.1インチ)よりも大きく、iPhone13ProMax(6.7インチ)よりは小さいというサイズ感だ。OS(基本ソフト)は「AndroidOS11」。充電や外部機器との接続に使うUSBType-C端子は2つ備えている。今なら「早割」価格で買える2021年10月25日から12月4日まで、応援購入サービス「Makuake」で先行販売を行っている。キーボードの日本語・英語配列は購入時に選べる。日本での販売予定価格は13万円(税込・以下同)とのことだが、Makuakeでは割引価格で出品されている。「超早割」というコースは30%オフで8万9999円。10月25日18時現在、26人が購入し、「残り24個」となっている。次に安いものだと、22%オフで9万9999円の「早割」コースがあり、こちらは同18時現在「残り250個」だ。また個数制限の表記のない「Makuake特別価格」コースは、10万9999円(15%オフ)だ。発送は「2022年4月末まで」を予定しているとのこと。
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