ふるさと産品を買える自動販売機 コロナ禍でも対面不要、その利用実績は

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購入者は意外にも

   鹿児島県では、県内の6次産業化商品を取り扱った自販機が、2021年11月22日から鹿児島空港とJR鹿児島中央駅に設置された。6次産業とは、農林漁業などの第一次産業が加工・販売まで行うことだ。

   取材に答えた鹿児島県の担当者によると、自販機設置はデータ収集とコロナで影響を受けた事業支援が目的だった。一方で、コロナ禍で対面接触のない販売方法であること、「話題になるのでは」と認知度の向上を考えて決めたそうだ。

   設置から間もないが、レジでのやり取りがなく、購入がスムーズに行えるなど好評だという。担当者によると、「県外から来た人のお土産になるのではと思ったが、県民が購入しています」。生産者からも、「コロナ禍で販売機会を失った中、PRができてありがたい」と喜ばれている。そのため、次年度もなんらかの形で続けたいと考えていると話した。

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