2024年 4月 13日 (土)

ニュー新橋ビル純喫茶「カフェ ド カナール」閉店へ 「移転も模索」の思い

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   昭和の名店がまた一つ、姿を消す。東京都心にある純喫茶「カフェ ド カナール」(以下、カナール)が、2022年2月28日に閉店する。

   JR新橋駅前にある「ニュー新橋ビル」で51年間、親しまれてきた。閉店を決めた店主に、インタビューした。

  • 外観にどこか懐かしさを感じさせるカナール
    外観にどこか懐かしさを感じさせるカナール
  • アイスドの底にはお手製ガムシロップが
    アイスドの底にはお手製ガムシロップが
  • アイスドの専用ジョッキ。1つずつ取手のつき方も違う
    アイスドの専用ジョッキ。1つずつ取手のつき方も違う
  • 閉店のお知らせ
    閉店のお知らせ
  • 外観にどこか懐かしさを感じさせるカナール
  • アイスドの底にはお手製ガムシロップが
  • アイスドの専用ジョッキ。1つずつ取手のつき方も違う
  • 閉店のお知らせ

名物「アイスド」は残したい

   カナールを訪れると、入口横の壁に「カナール閉店のお知らせ」との張り紙を見つけた。「続けていくことが困難になりました」、「移転も含めて模索中です」、「閉店情報を拡散して頂ければと思います」と書かれている。

   平日朝10時。この時間でも店内は半分近くの席が埋まっていた。どこか落ち着く雰囲気だ。忙しそうにオーダーをとるアルバイトが1人。そして、カウンターに立つ女性店主に話しかけた。閉店は、人材不足が原因だという。

   一方で張り紙には、移転を検討しているとも書かれていた。店主にそのことをたずねると、看板メニュー「アイスド」への思いを語り始めた。

   アイスドとは、店主オリジナルのガムシロップと4種類の豆から入れたコーヒーの上に、ごく少量の砂糖入りのホイップクリームが乗るドリンクだ。創業当時から変わらない味。少し斜めになった珍しい形のジョッキに注がれる。これは「一点もの」で、同じく創業当初からのこだわりの品だ。酸味とコクがありつつも、スルッと飲める。

   アイスドはカナールでしか飲めない。アイスドを求めて、季節を問わずに飲みにくる常連客もいるほどだと、店主は明かす。

   そのために、「なんとかアイスドだけでも残せないか」との考えから、張り紙に書かれていたように「移転も含めて模索中」という考えに至った。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中
カス丸

ジェイキャストのマスコットキャラクター

情報を活かす・問題を解き明かす・読者を動かすの3つの「かす」が由来。企業のPRやニュースの取材・編集を行っている。出張取材依頼、大歓迎!