「NintendoSwitch」(スイッチ)用のゲーム「NintendoSwitchSports」が、2022年4月29日に発売される。任天堂が2月10日に発表した。専用コントローラー「Joy-Con」を振ることで、体感的にテニスなどを楽しめる。ただ、公式サイトによると、「NintendoSwitchLite」(ライト)という機種ではプレイできないという。同様に「ライトでは遊べない」ゲームは、ほかにもある。「ライト」は携帯モード専用「NintendoSwitchSports」は、旧ゲームハード「Wii」専用ソフトで8290万本以上を売り上げた「WiiSports」のシリーズ最新作。発表に喜ぶファンは数多い。ただ任天堂公式サイトの同作ページには、「このソフトをプレイするには、『NintendoSwitch(有機ELモデル)』、または『NintendoSwitch』が必要です。『NintendoSwitchLite』ではプレイできません」との注意書きがある。通常のスイッチはテレビに映像を出力する「TVモード」、テーブルなどに置いて本体画面でゲームを楽しむ「テーブルモード」、本体を持って遊ぶ「携帯モード」の3つのプレーモードがある。ライトは軽量で通常価格は2万1979円(税込、以下同)と、通常のスイッチ(3万2978円)より安い、携帯モード専用の機種だ。通常版と異なり、コントローラー「Joy-Con」は付属しない。このライトでは「SwitchSports」が遊べないことから、海外のツイッターを中心に「ライトしか持ってないよ」と残念がる声が10件以上出ている。ライト非対応の作品は、ほかにも。例えば任天堂の人気ゲーム「リングフィットアドベンチャー」。冒険を通して運動ができるというコンセプトだが、公式サイトによるとライトではプレイできないという。「Joy-Con」用意すれば「リングフィット」のように全身を動かして遊ぶ「ファミリートレーナー」(バンダイナムコエンターテインメント)も、ライトでは遊べないと公式サイトで案内されている。さまざまなミニゲームを遊べる「スーパーマリオパーティ」(任天堂)も、同じだ。ただ、公式サイトによれば、別売りの「Joy-Con」を用意すれば遊べるという。他方、「Joy-Con」を使っても、ライト本体の形状の都合上、一部のミニゲームでは「本来のゲーム体験」と異なる場合があるとのことだ。料理を作ってバトルをするゲーム「タベオウジャ」(バンダイ)は、公式サイトの「よくあるご質問」ページで、ライトで遊ぶには「NintendoSwitchLiteで遊んでいただく場合は、別売りのJoy-Con(L)(R)をご使用ください」と案内している。Joy-Conには(L)(R)の2種類があり、通常版のスイッチであれば本体左側に(L)、右側に(R)を装着して遊べる。
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