シャープは、5G対応スマートフォン「AQUOSR7」の商品化を2022年5月9日に発表した。ライカ社と共同開発5Gスマートフォンのフラッグシップモデルとなる「AQUOSR7」を、2022年夏モデルとして商品化。ライカカメラ社（ドイツ）が監修したカメラがさらに進化し、より本格的な写真を撮影できるという。新型1インチイメージセンサーと、ライカ社と共同開発したF値1.9/焦点距離19ミリの"ズミクロン"レンズを搭載。集光量を21年夏モデル「AQUOSR6」と比べ約1.8倍に向上させたことで、ハイレゾモードでは最大約4720万画素の高精細な写真が撮れる。また、AF（オートフォーカス）はすべての画素がフォーカス位置を検出可能な「全画素OctaPDAF方式」に対応。AF速度が同従来機と比較して約2倍に高速化しており、動く被写体でも素早くピントを合わせることができる。さらに、AIプロセッサーが被写体を検出する速度も大幅にアップ。リアルタイムで人物の全身や顔、瞳を検出できるので、マスクを着用した顔や横顔でも素早く見つけることが可能になっている。そして、1Hz-240Hzで駆動する独自のOLEDディスプレー「ProIGZOOLED」を搭載。表示コンテンツに対応して駆動速度を自動で切り替えることができ、優れた省エネ性能やなめらかで残像を抑えたクリアな表示に。また、動画コンテンツに合わせてAIによる超解像技術を用い高精細に表示できるほか、フレームを補間しよりなめらかに表示できる機能を新たにプラスすることで、没入感のある映像を届けてくれる。異なる周波数帯であるSub6とミリ波を束ねて高速通信が可能なDualConnectivityに対応しているほか、AQUOS史上最高速となる下り4.9Gbps/上り1.1Gbpsを実現するなど5G通信も進化。例えば、30分のアニメ動画シリーズ20話分を10秒以内にまとめてダウンロードすることができるという。さらに、優れた処理性能を保持する最新のCPU「Snapdragon（R）8Gen1MobilePlatform」や、高速で高精度な指紋認証ができる「Qualcomm(R)3DSonicMax」、5000mAhの大容量バッテリーと非接触充電を採用している。
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